Zakkaya Weekly No.300

祝300号

Ryo Onishi 　　　　　 　　　　　 2/10/2002

雑貨屋のひとり言	飛 躍 の 三 段 跳 び	さくらの独り言	川　柳　& コ ン ト
マキちゃんの健康のお話	一口コラム	あっこのおいしいロサンゼルス

　

　雑貨屋のひとり言　

　今週の雑貨屋ウィークリーは1996年5月12日の創刊から300週目(300回目)の記念すべき300号の発行ということになりました。創刊から5年と9ヶ月という歳月が経ちました。この間、いろんな出来事がありました。そんな中、雑貨屋ウィークリーを一週も欠かすことなく発行することができました。創刊の時、「私は不精者なのでどのくらい続くかわからない」と、言っていたのですがここまで来れました。感動です。もちろんこんなすごいことが私一人でできるわけがありません。個性的で、情熱的で、人間味あふれる河合さんをはじめとしたレギュラー投稿者の皆さんが毎週、忙しい中、雑貨屋にすばらしい情報を送ってくださっているからです。そのレギュラーの皆さんと、雑貨屋読者のみなさんのご声援に支えられたからこそできた業です。一週間はあっという間ですから、原稿づくりは大変だと思います。河合さん、さくらさん、蒔田さん、西尾さん、成近さん、さっかさんのご努力に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。これからも長いお付き合いよろしくお願い申し上げます。みなさんとは遠く離れたところにいるのですが、なにか目に見えないもので結ばれているような気がしています。こういうのを「超チームワーク」とでも言うのでしょうか？いつかみんなでお祝いのパーティーでもやりたいですね。毎週雑貨屋を楽しみに読んで下さるファンのみなさんがいるからできるわけです。インターネットを利用したネットワークづくりに雑貨屋が貢献できてとてもうれしく思います。雑貨屋ニュースレター創刊を思いついたあの日の私のイメージは今の雑貨屋のようなほのぼのとした、気楽なイメージでした。雑貨屋ファンの皆さんもその辺のところを感じていただけているのではないかと思っています。今回もたくさんの方からお祝いのメッセージをいただき、雑貨屋を創刊して本当によかったなあーと、とてもハッピーな気分になっています。ありがとうございます。これからも雑貨屋らしくニュースレターを発行していきますのでどうぞごひいきにお願いします。そしてみなさんからの面白い情報をお待ちしています。　（雑貨屋店主.）

　皆様からのメッセージをご紹介します。
ご声援ありがとうございます。

東京から高橋　亘です。
　雑貨屋ウィークリーの河合様や店主大西様の驚異的ともいえる長年にわたる情報発信ご尽力にはただただ頭が下がります。　「雑貨屋」Ｈ・Ｐ・300記念号へメッセージをとのこと、私は金属加工町工場のもと親爺で改まった席での祝辞は最も苦手の部類です。　ご縁があって「雑貨屋」298号からの一読者としてひとことだけの祝辞を・・・。
　祝300号発信。「雑貨屋ウィークリー300号発信・万歳」。東京の新入り一読者。貴ウェブマガジンの更なるご発展と、店主大西様、河合様をはじめご寄稿の皆様のご健勝を心より祈念申し上げます。
　2002年は飛躍の午年。２月７日は初午です。
慶祝の駄句を一句。　(午年の初午に因み)　　「まんさくや稲荷詣での人の声」　わたる　　高橋　亘　

「雑貨屋」３００号達成本当におめでとうございます。創刊号から読ませて戴いていますが、もう６年にもなりますね。　最初は会社のパソコンで見ていましたが、もう退職して丁度２年で今は家でゆっくり読ませて戴いています。　アメリカの様子、大西さんのこと、健康の為になるお話等毎週楽しみにしています。長い間のご努力に感謝すると共に、これからますますのご発展を心からお祈りいたして居ります。
山田 節子

300号達成本当におめでとうございます。　河合さんも毎週休みなく投稿されたの事、お喜びもひとしおかと思います。　敬服の一言です。　久しぶりにアクセスしてみて、内容の多彩さ、豊富さ、簡潔な表現等等その素晴らしさにあらためて感心いたしました。　特に河合さんのLA観光スポット、健康志向の私には、EMのセクション、また今回拝見した吟醸酒の記事など参考になる情報が多くありがたく思います。　今後の一層のご成功を切に祈っています。　陶守 倶行

300号発行おめでとうございます。毎週休むことなく続けられたことに感動を覚えます。このサイト、特にＬＡ観光スポットには何度もお世話になり、家族や友人ととても楽しくまた思い出に残る時間を持つことができました。今後も楽しみにしています。ご活躍をお祈りしております。福田 和恵

雑貨屋ウイークリー３００号発信おめでとう御座います。快挙ですね。何時も楽しく拝見して居ります。それにしても大西さんや河合さんその他レギュラーの寄稿者の方々のたゆまぬご努力と Community Spirit には感服の一語に尽きます。これからも頑張って下さい。 北島 忠司拝

この度は、「雑貨屋ウイークリー」創刊３００号及び３００号記念号発行、本当におめでとうございます。縁あって河合さんとお会いすることが出来て、このホームページを知りました。いつも楽しく読ませて頂いております。内容もさることながら、毎回ページを開けると流れて来る音楽、あれは確か、以前に日本で胃腸薬のコマーシャルに使われていたものではないかと思うのですが、妙に「ホっと」するというか、心を和ませてくれるんです。　この素敵な「雑貨屋さん」のますますのご発展を心からお祈り申し上げて、お祝いのことばとさせていただきます。   相馬知実

Zakkaya Weekly の創刊３００号誠におめでとうございます。継続は力なりと申しますが、すごいことです。頭が下がりっぱなしです。　毎週月曜日は出社と同時にＥｍａｉｌを開きZakkaya Weeklyと対面するのが一週間の始まりです。何時もスムーズな一週の滑り出しで仕事に向けえることが出来ますことを感謝申し上げます。今後も頑張ってください。
初刊からのfun木下和孝

大西さん、大変ご無沙汰しております。もう300号なんですね。すばらしいことです。毎週欠かさずというのは本当に凄いことです。　私はオハイオに来てはや２年が経とうとしていますが、オハイオに転勤が決まり１人心細かった私に、「雑貨屋があります」とおっしゃって下さった大西さんの優しさは決して忘れません。　毎日忙しさにかまけて時々拝見させていただくだけですが、楽しかったLAでの日々が思い出され、大西さんはじめ皆様の相変わらずお元気なご活躍ぶりを嬉しく思う時間を過ごさせていただいております。どうか、これからもいつまでも世界中の雑貨屋仲間を結ぶ心のオアシスであって下さいと願ってやみません。いつも本当にありがとうございます。　藤井　豊文

雑貨屋ウィークリー、300号発行おめでとうございます！　立ち上げるのは簡単だけれど、継続するのが意外に難しいのがウェブマガジンではないでしょうか。河合さんのＬＡ観光スポット紹介は、時々チェックし、いろいろな面で参考にさせて頂いております。これからも沢山のユニークで有益な情報を楽しみにしています。　横田 康子

雑貨屋300号お目でとうございます。小生まことに失礼な読者でほとんど毎週見てはおりますが何も感想などを送っておりませんが　楽しく読み　勉強させられています。今後ともよろしくお願いします。　　永井　啓雅

300号発行おめでとうございます。1996年5月の第1号の頃はインターネットが始まった頃で私も接続ソフトのＮＥＴＳＣＡＰＥやＴＲＵＭＰＥＴで苦労してやっと繋がった時は、ほっとした事を覚えていますが雑貨屋とのご縁はこの後1年ほどしてからと思います。300号までの約6年間良く続いたものですね。チームワークが良かったのですね。私は河合さんの友人ですが、きっと河合さんがいつものように大きな声で奥様共々頑張っていることが大きな力となっていると思います。
今年はソルトレークオリンピックとワールドカップがありますが、停滞した世界および日本経済に活を与えてくれればと期待するこの頃です。今後とも次回の100回記念まで着々と、また時には力まずに日本人としてまたアメリカ市民として幅広く硬軟取り混ぜた話題を聞かせていただければとと思っています。　長野県諏訪市　和泉屋敬二

茅野の土橋　知子です。　雑貨屋ウィークリー　３００号発行おめでとうございます。まだ読み始めて日が浅いのですが毎週楽しみにしています。記事はいろいろ参考になります。これからも益々のご発展をお祈りしております。また、よろしくお願いいたします。　　土橋　知子

雑貨屋３００号、本当に素晴らしい事ですね！　私は余り良い読者でも無いし、寄稿も２，３度だけで全く貢献が少なかったのですが雑貨屋にはいろいろな思い出が詰まっています。　継続する事の偉大さを改めて感じています。　　中屋 喬夫

雑貨屋ウイークリー、３００号達成おめでとうございます。河合さんはじめ皆さんの記事を毎週楽しく拝見しています。これからも４００号、５００号・・と続けるよう頑張ってください。応援しています。　杉 葉子

300号記念、おめでとうございます。始めることって、確かにエネルギーが必要ですが、`継続’はエネルギーだけでは続かない事だと思います。言う事は、とてもたやすいことだし、批評することも簡単です。色々な言い訳をつけて、止めていく人が多い中、300号記念、本当におめでとうございます。　素晴らしいお手本を目の前に、私自身がんばっていきたいと励みになりました。ありがとうございます。　エミ

雑貨屋ウイークリー300号おめでとうございます。毎回楽しく読ませて貰っています。ロサンゼルスにはそれぞれの事情で大勢の日本人が居住しておられますが、ウイークリイを拝見する限り私には何故か皆さんがそれぞれ充実され、生活をエンジョイしているように思えてなりません。
雑貨屋ウイークリーを読むことでロサンゼルスがとても身近に感じられ、私の中ではほとんど東京と変わらないものとなっております。ＩＴ時代はどんどん地球を小さくし世界中がすべて隣近所になってしまうのではないかと錯覚してしまいます。継続は力なりといいますが、これから1000回も2000回も続くことを期待しております。　　根元佐智子

雑貨屋３００号記念　現代版「金毘羅船　石松代参」
　あんた「雑貨屋」たァちと変わった名前だねえ。どこの生まれよ？　何い―！ロスアンジェルスだと！？飲みねえ、飲みねえ。ロスったて結構広いぜ。で、ロスのどこだい？何だと！サウスベイだと！おい、もっと飲みねえ。寿司喰いねえ。
　ところで雑貨屋、サウスベイで名の通ったいい男の名前を挙げてみねえ。なになに、河合のご隠居？、ああ俺も知ってらい。あのおっさんは別格よ。もっと若いのが他にいるだろ！なんだあ、南亭気楽こと諸橋だと？
　あいつはオレの飲みダチよー。そんなすっとぼけたおっさんとちゃうって！なんでワシまで関西弁なるねん。おい雑貨屋、どこ行くねん？　なんやと？３００号発行せなあかんと？おいこら逃げる気か、バシッ！！（っと叩く）（雑貨屋：いでー！）
　それや、それや、その名前をはよ言わんかい！！　いでーゆうたな。ほならずっと雑貨屋からこうたるわい。４００号も５００号も待ってるさかいな。　ＬＡサウスベイ在住　井出　（雑貨屋店主へ：東北訛の関西弁を添削してください）

大西はんも、エライことしなはりましたなぁ。３００号やて。王はんのホームラン数がナンボやったか忘れましたンけど、それに次ぐ記録やないやんけ。また、お師匠はんの２８２回もエライ数じゃきに、すごいぜよ。ナンか、師匠どんと井出社長ドンが急に先祖返りしはったようで、不思議な関西弁を使うさかい、おいどんもつられて、わけのよう分からん言葉になったジャン。　ときに大西はんには、こんなコメントで良いですかのう？
(祝電：　ニホン・デンデンコウシャ経由)
　ザッカヤ３００ゴウ　タッセイ　オメデトウゴザイマス。３００ゴウヲ　ハッコウスルヒトモ　エライガ、マイカイカカサズ　キコウスルヒトモ　エライ。ソレヲ　３００カイヨンダヒトハ　モット　エライ。　ボクハ　１５０ゴウ　アタリダカラヨンダカラ　チットモ　エラクナイ。ダケド、マイシュウ　タノシクヨンデイルノデ　オオニシサン、コキコウシャノミナサンモ　ガンバッテクダサイ。　ナンテイ・キラク

友人の紹介でいつも楽しく読ませていただいています。３００号ということは３００週、２１００日、約６年。一度も欠けることなく続いているなんて驚きです。　穏やかそうな大西さん、個性溢れる常連の投稿者の皆さん、これからも多くの読者を楽しませてください。今のところ「私読む人」ですが、いつの日か一投稿者になれる日を夢見ています。　　　花好きおばさん

後数ヶ月で創刊号からすでに６年を経過しようとしているこの素晴らしい"雑貨屋”というＷｅｅｋｌｙ Ｍａｉｌ 誌 の発行をされている雑貨屋店主の大西さんを初めとしてこの雑貨屋に関わりを持って投稿、寄稿、そして編集なさっている方々に心からお礼を申し上げたいと思います。毎週毎週継続して発行すると言う事は並大抵の努力で出来るものではありません。
　人間ですから6年もの間には身体の調子の悪い時もあれば、 精神的に浮き沈みもあったはずです。コンピューター にも浮き沈みがありましたよね？ 大西さん。 私にもこの6年間と言う期間は忘れようとしても忘れられない色々な事を経験いたしました。　雑貨屋をとうしての人間関係によってある時は心休まり、 ある時は感動し、学び、笑い、 泣きました。本当に関係者の皆様色々な事を掲載して下さり有難うございます。今後の益々の発展を心から願っています。 　喜子 Ｇｅｌｍａｎ　

雑貨屋３００回の記念大売り出しの実現、まことにおめでとうございます。３００回という回数には驚きますが、それ以上に毎号確実に発行するという、その継続力にほとほと感服致します。店主をはじめ河合主筆その他の方のご苦労は並大抵でなく、そういえば河合さんの場合、日本にお出での時はその間の雑貨屋原稿を既に店主に届けてあるという話を伺った記憶がありますが、不断の努力がこの成果になったのでしょうね。よく、事業を始めて５年継続すればそれは必ず大成する、ということを聞きますが、雑貨屋も繁盛し、このＺａｋｋａｙａ　Ｗｅｅｋｌｙもきっとこれからも続くでしょうし、それを期待しております。なお、途中から始まった「川柳とコント」はこれを読むとほっとして楽しく、この３００号を川柳又はコントにして頂きたいと思います。　長野県茅野市　牧島正勝　通称”まきさん”より

雑貨屋ウイークリー３００号発行おめでとうございます。大西さん、河合さんを中心によく続けてこられたと感心しております。これからもためになる情報、楽しい情報など仲間たちに届けてください。４００号に向けてGO!!　　岩永

３００号達成おめでとうございます。毎週の投稿から週１回にペースダウンさせていただいた「健康の方程式」ですが、現金なもので自分が健康になってくると考えるのは仕事のことばかりです。「教育の方程式」にタイトルを変更しようかと考えています(笑）。これからも末永くお付き合いください。　　西尾　誠一郎

Zakkaya_Weekly３００号おめでとうございます。「継続は力なり」と言いますが、また「継続はカナリ疲れる」とも、だれかが言ていました。激動のこの５年９ヶ月、毎週休みなく続けられた大西さんの熱意に頭が下がります。大西さんのこの熱意に後押しをされ、そして大西さんのご好意に甘え、私も、下手な川柳、コントですが続けさせて頂きたいと思っています。４００号、５００号へどうぞよろしくお願いします。　　東京　成近

雜貨屋大西店主　ならびに　執筆者の皆樣、３００号発刊おめでとうございます。大手スーパー等の縮小や閉店が続くなか「大西・雜貨屋」は益々御繁栄の事、これもひとえに大西店主ならびに執筆者の皆樣のご尽力の賜物とお見受けいたします。やはりダイエーやＫマートよりも近所にある「雜貨屋」の方が意外にどんな時代でも生き残っていくものなのでしょうか。ということで益々の御発展は危険なので、どうかボチボチとやって行って下さい。以上取り急ぎお祝いまで。      能智恒存

記念すべき３００号おめでとうございます。色々な方々の様々な状況での生き方、人生の楽しみ方を雑貨屋を通して知るのはわたしにとって心のオアシスです。これからも続けてください。毎回締め切りを守ってやっていくことはとても大変なことです。その努力に尊敬します。
Eriko　Fujino

大西さん　300号ですか、ご苦労様です。
継続することの御努力は並大抵ではないでしょう。こころよりと敬意を表します。約6年弱の長きに渡りご苦労様でした。これからも500号、1000号目指し頑張ってください。    中條　石

こちらでは桜もしくはそれに似た花が散り始めました。　300号おめでとうございます。
NAKANO, Shinichi

雑貨屋ウイークリー300号記念に寄せて
雑貨屋ウイークリー300号記念　世紀を超えての継続発行、おめでとうございます。あまたのWebページがある今日、おもしろそうだなと訪問しても、そこに掲載されている内容は数年前でストップしたまま……情報スピード化の時代において、もはや化石化しているものも少なくありません。そんな中で継続発行300号とは！！
原稿をお送りする際にちょっと添える、私のどうでもよいような話題にも大西店主はお返事をくださいます。そういう大西店主の心意気が継続のキーではと感じるのです。
大西店主をはじめ、お目にかかったことのない執筆陣の方たちとも、どこかでお会いしたような錯覚を起こさせるのもWebそして雑貨屋のマジックでしょうか。

　飛 躍 の 三 段 跳 び　

　とうとう「雑貨屋ウイークリー」が３００号（創刊予告号を含めると３０１号）になりました。　

　ウエブ・ニュースレターが1996年５月、『創刊予告号』『創刊号』としてスタートし、以来タイトル名は｢News Letter from Ryo Onishi｣ → ｢雑貨屋 News Letter｣ → ｢Zakkaya Weekly｣と変りながらも5年9ヶ月、ただの一度も休むことなく、記録を達成したわけです。

　店主・大西さんの努力と根性に対し、心から敬意と賛辞をお送りします。店主の大西さんはご自分のことを「三日坊主」とよく呼んでいますが、「三日坊主」どころか「三百日坊主」です。

　「三日坊主」を１００人集めてもたいしたことはありませんが、「三百日坊主」一人となるとたいへんなことです。次は「四百日坊主」を目指し、不倒記録を伸ばしていただくよう期待いたします。

　私が大西さんの、当時としては画期的な行動に賛成し、覚えたてのコンピュータやE-Mailと格闘しながらも、｢News Letter from Ryo Onishi、第１６号｣に初投稿し、次が第１９号、そして次の第２０号から今度はデジカメ片手に“あまり知られていないL.A.観光スポット”シリーズをスタートさせました。

　また、１００号記念にスタートした「一口コラム」へは「羅府の庄助」の名前で投稿をさせていただいています。

　この間、私もサラリーマン（駐在員）から定年退職・引退と環境は大きく変ったものゝ、“Zakkaya　Weekly”へ駄文の投稿を続け、気がついたらこの原稿で２８３回（連続では２８２回）の投稿になりました。

　私は今、毎日を忙しく動き回っていますが、その充実した日々の原点は「雑貨屋」にあります。

　地元日系紙（羅府新報）への継続寄稿（「観光スポット」と「コメント・磁針」）、毎日ドットコムへの連載（いまサラ U.S.A.）、ラジオへのレギュラー出演（「観光スポット」と「一日一回ユーモアを」）他、各種コミュニティへの関わりは殆ど「雑貨屋」への投稿がなかった始まらなかったことでしょう。

　「雑貨屋」を通して多くの友人が出来ました。私は年に一度日本へ行きますが、そこで多くの「メール友人」に会い、初対面の挨拶をします。これも元をたどると「雑貨屋」からスタートした人脈が多いことに気がつきます。

　昨年６月、日本の小泉内閣が｢メルマガ（週刊）｣を発刊しました。｢雑貨屋｣は｢小泉メルマガ｣より５年も先輩です。

　飛躍（100）に飛躍（100）を重ね、さらにその上飛躍（100）を重ねた「三段跳び飛躍の雑貨屋ウイークリー」に心から拍手とエールを贈ります。

河合将介( skawai@earthlink.net )

　さくらの独り言 「　現在完了　」　

「内なる炎を燃やして」を公式テーマに、第19回冬季オリンピックの幕が開けた。1980年のレークプラシッド大会以来、4度目の米国開催となる。同時放映は見逃したものの、CNNニュースのごとく何度も何度も繰返してくれるメディアの恩恵に預かり、興奮と熱気漂う開会式を観ることができた。幻想的な演出もさることながら、冬季最多77カ国/地域の参加と過去最多の７競技/78種目の熱戦開始合図に、目じりが熱くさえなった。特に聖火点火には、過去形ではない現在完了の意味を見せられ、感慨深いものだった。

多くのオリンピックでは聖火点火者名は最後まで公表されないため、いつも関心の的になる。また、通常、1名ないし2人がその大役を果たした。ところが、ライスエクルズ競技場のハイライト、それはなんと18名による聖火点火だった。これは「氷上の奇跡」として今も語り継がれている米国アイスホッケーティーム、1980年の冬季五輪で金メダルに輝いたティームだ。その試合で逆転のゴールを決めたマイク・エルジオ氏がトーチをとり、左右に手招きした途端に現れたUSAユニフォーム、そして彼ら全員による点火。後のインタビューでマイクはこう言った、「五輪の選手になって金メダルを取り、22年後には聖火を持って五輪の炎をともす。そんなことを誰が想像できたであろうか」と。

通常「オリンピック」を日本語では五輪とつかう。言うまでもなくオリンピック旗のシンボルマークとして描かれている、おなじみの五の輪から発しており、1936年当時スポーツ記者だった川本信正氏が言葉の簡略化を狙って使用したのが始まりだという。国際オリンピック協会が1914年創立20周年を記念して考案し、実際にシンボルマークとして使用されたのは、それから6年後の1920年、アントワープにおける第7回大会であったという。五輪は、ヨーロッパ、アフリカ、アジアオセアニア、そしてアメリカ大陸の「結合と連帯」を象徴していると強調されてきた。五輪の色は縁なしの白地に、左から青、黄色、黒、緑、赤、それらの輪の一部が組み合わさることを規定している。どの色がどの国や民族である表意は全くなく、あくまでも五大陸（地球）の平和と友愛、そして交流を意味している。使用されている５色の意味を聞いたこともあるが、今は忘れてしまった。

さて私は今朝、13年ぶりに大学時代の恩師に会った。卒業論文や研究で師事した、青野太潮教授だ。生まれつき泣き虫な私にとって、再会の嬉涙を我慢するのは容易なことでない程、癒しと恵み、そして指針を頂戴した。恩師は幾つになっても「先生」なのである。その青野教授が、過去形と現在完了の違いについて話をしてくれた。その違いを表現または理解することは、日本語ではちょっと難しいかもしれない。それを簡単に言うと、I lost it.と I have lost it. は違う様に、I met you. とI have met you.も違う。前者はその時点で終わっているものであるのに比べ、後者は「今も」そうあり続けているという大きな違いがある。これは彼が講和の中で話してくれたオリンピックには全く関係のない一文なのだが、私には聖火点火ティームの奇跡の炎が、あの時のみではなく今もそうあり続けている様に思えた。そして同じ様に、この雑貨屋は300号を迎えたというこの時点での終わりではなく、そうあり続けているという存在意味を確認できた。つまり350号や400号を迎えた時点で、300号だったという一時的過去形で終了するのではなく、その300号の存在継続が350号となるという、、、ちょっと論文的な表現なのだが、そう思う。さらに、この雑貨屋の品揃えがどう変化しても、雑貨屋の点火ティームは、店主と店員（寄稿者）、そしてお客さん（読者）だと確信している。昔、有名な言葉だが「＊＊は参加することに意義がある」とあった。どんな形であれ「参加した」ではなく、「今もしている」ことに深い意義を感じている、、、今日はこだわりさくらの独り言！

（sakuratsubomi@earthlink.net）

　マキちゃんの健康のお話　

−まだまだ続く寒さには..のお話し−

もう２月になっちゃいましたねぇー、早いもんです。

カリフォルニアでは一年の内一番寒い月にあたりますねぇ。

こういう時期には、ゆぅ〜っくり湯船に浸かって温まるのが楽しみになります。

そこで今回は、どうせなら普通よりもっと温まるし健康促進にもなる、一石二鳥の入浴方法をお教えしましょうー。

それはどうするか？っというとー、..大根の干葉をお風呂に入れる..。

カンタンでしょ。

具体的いうと大根の干葉三枚位を布袋に入れて煮立てたものを、以前御紹介した腰湯として使用します。

あくまでも腰湯なので、上半身が寒ければ何か着て寒くないようにします。

それで良ぉ〜く温まる。

すると、あら不思議、翌日は身体は軽いわ疲れは取れてるわ、便秘も利尿も改善されてます。

効能はまだまだあります、冷え性、便秘、下痢、肝腎臓や婦人科系の弱い人、不感症、皮膚病、痔など。

この方法は確実に効果があるそうですよぉ〜。

だがしかーし、じゃぁ、腰湯でこんなに効くんだったら全身入っちゃえばもっと良いんでないのかぁい？

っと勘違いなさる方、そうじゃぁないんです。

足元には毛細血管、腰には各内臓の神経がそれぞれ集中していますから、そこだけ暖める事により、全身がとても温まり、全身浴より永ーく入っていられますので、効果が全身浴より大きいんです。

アメリカのバスタブは最初から浅く出来てますから、こちらにお住まいの方には丁度よいかも..、お試しあれ。

それにしても、今年の風邪はヒドイですねぇ、僕も貰っちゃって２日間４０度近い高熱が出て大変でした。

こんな時は、薬に頼らずビタミンＣとショウガ湯、タマゴ酒で治しちゃいます。

タマゴ酒はこんな時にしか飲みませんから、風邪をひいた時の楽しみにしてありますが、あんまりお世話になりたくないですね。

蒔田 龍人
office MAKITA
mail@makita1.com
www.makita1.com
www.officemakita.com

　川　柳　& コ ン ト （東京・成近）　

　

(　川　柳　)

僕の壁若さがひょいと飛び越える

道草の押し葉に悔いとやすらぎと

目標を完走に変え折り返す

ライバルも同じ思いか同想句

やるときはる鈍刀の馬鹿力


（　ニュースやぶにらみ　）

「打上げ成功、軌道には？」
小泉改革ロケットと名付けた　　−Ｈ２Ａ二号機

「白い紙と筆を持って来い」
辞表を書くから　　　 　　−　坂口厚生労働相
入札値を教えるから　　　　 −　山中下妻市長

「必勝冬季五輪」
テロにだけは負けたくない　   　−厳戒警備陣


（東京・成近）　E-mail　kawaiai@mx2.ttcn.ne.jp

　あっこのおいしいロサンゼルス　

――満腹したら食休み――　

「味は体で覚えるもの？」

夫と食事中の会話。「今まで何でもなかった味が、美味しく感じられることってない？」「あるある、アメリカに来てから美味しくなったものいっぱいあるよ。」二人でいくつか挙げてみました。ワインが美味しい、ニンニクが美味しい、チーズが美味しい、キムチが美味しい、コリアンダーが美味しい、エスニック料理が美味しい……今までも普通に食べていたけれど、そこに感動が加わるくらい美味しくなったと言うべき味の再発見。

例えばワイン。サンフランシスコ郊外に住んでいた頃、近所のワイナリーや、ナパ、ソノマに何度か行っているうちにワインを飲む機会がグーッと増えました。そして味の違いがなんとなく分かるようになり、やがて生意気にも好みがでてきました。決して詳しいわけではありませんが、今では美味しいワインに出会うと、体にスッと沁み込んでいき、とても華やかな気分になれます。

次にニンニク。アメリカでは同じニンニクでもイタリア料理で使うオリーブオイルとニンニクの絶妙な味、再発見というところでしょうか。この組み合わせって本当に食欲を刺激されます。ニンニクに関しては十分な下地作りが既にありました。香港に住んでいた頃です。住み始めの頃は街中に漂うニンニクの臭いが私には悪臭そのもの。特に市場の屋台や下町のレストランの前では、ハンカチで鼻と口を抑え、駆け足でその場を通り抜けていました。それがどうでしょう。本当に美味しい中華料理を食べ続けるうち、帰国する4年後にはレストランの前でニンニクの香りがしてくると、「ン〜いい香り」とばかり思わず深呼吸をしているではありませんか。ニンニクはいつの間にか臭いものから美味しい香りに昇格していました。

チーズはワインに合わせて食べる機会がずっと増えたし、キムチは韓国人の友人の影響です。

ロサンゼルスにはありとあらゆるエスニック料理があり、取材の仕事のおかげでどんどんトライしています。そんな中でメキシコ料理やアジア料理に欠かせないのがコリアンダー。「ただの臭い草」と今までよけて食べていたのが嘘のよう。

「どうしてこうなってしまったの？」夫との結論。それは時間をかけて体が覚えた味だから。舌の記憶＝体で覚えた味。その代表が「お袋の味」です。何度食べても飽きない味、無性に食べたくなる味。子どもの頃から体に沁み込んだ味です。大人になってからでも体に吸収し続ければ同じことで、ソムリエや利き酒師とまでは行かなくても、酒好きな人は飲み続ければ良し悪しも分かってくるだろうし、焼鳥やうなぎのにおいに食欲を刺激されるように、体が覚えてしまった美味しい記憶なのです。

同じように住む環境に合わせてその土地の味も体が覚えていくようです。私はこんな人を「味覚の国際人」と呼びたい。お袋の味や日本料理以外でそんな味を持っている人はもう立派な味覚の国際人です。国際人の定義がいくつかあるとしたら、体に沁み込むほど外国の食べ物が好きになった人も、国際人として認めるべきだと食いしん坊の私は考えるのです。

さっか　あきこ　akikosk@webjapan.com

　一口コラム　

今週の時事ジョーク（３１）

☆ 川口新外務大臣の初仕事

田中真紀子さんに代って、これまで環境大臣だった川口順子（よりこ）さんが新外務大臣に就任しました。

　―――　さて、これからがジョークです。

　川口新外相は、節分の日の今日２月３日、外務省へ大臣として乗り込み、早速初仕事として節分の豆まきをしました。川口新外務大臣は豆を撒きながら大声で叫びました。―――

『伏魔殿（ふくまでん）の鬼はアアー外！！』

　（注）：節分について節分というのは立春・立夏・立秋・立冬の前日のことをいうのですが、特に立春が１年の初めと考えられることから春の節分が最も重視されており、一般には単に「節分」といえば春の節分を指すものとなっています。これは立春を新年と考えれば大晦日に相当する訳で、そのため前年の邪気を追い払う行事が行われます。その代表が「豆まき」なのだそうです。

☆ 真紀子さんのくやし涙

　信頼していた小泉首相に外務大臣から更迭された田中真紀子さん、憤懣（ふんまん）やるかたない表情で涙ながらにボヤキました。―――　「小泉さんは“変人”ではなく“変心”だ！」

（注）：１９９８年の自民党総裁選挙の時、立候補した３人の自民党実力者を評して、田中真紀子さんが「小渕（恵三）は凡人、梶山（静六）は軍人、小泉（純一郎）は変人」と言ってのけた話は有名です。（１９９８年度-平成１０年度-流行語大賞も受賞しました）

　ところで先週、日本の国会中継を見ていたら、田中真紀子大臣がアフガニスタン復興支援国際会議へのＮＧＯ参加問題をめぐり、涙ながらに正当性を訴えたことを受けて小泉首相が「涙は女の最大の武器」と発言したことに関連し、国会の委員会で野党から首相の“涙は女の武器”発言についてどう思うかと質問された四人の女性大臣の国会答弁は、知恵比べ、知的ユーモアの競演のようで見事でしたネ。

　（1）：扇　千景　国土交通大臣　―　「涙は宝石です」

　（２）：森山真弓　法務大臣　―　「男性に泣かれると女性はとても弱い。お互い様では。」

　（３）：遠山敦子　文部科学大臣　―　「率直に話すのは一つの人格の魅力。」

　（４）：川口順子　環境相→外相　−　「素晴らしい男性の前で涙を流して、それは女性の武器だと一度言われて見たい」

　首相は、脱線気味に「こういう発言をできる女性だから、立派に環境相を努めている。」と褒め上げたそうです。

　日本も少しだけイギリス国会並みに知的ユーモア披露の場になってきたようですね。

羅府の庄助

編集後記

カウンターがもうすぐ15000ヒットになります。着実に増えているのがうれしいですね。雑貨屋が皆様のお役に立っているという証だと思っています。デザインをちょっぴり変えました。バックグラウンドのミュージックはこれでいいですよね。

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧になれます。

http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.300

雑貨屋 店主 大西良衛 　　zakkaya@news.email.ne.jp