Zakkaya Weekly No.295

Ryo Onishi             1/6/2002

雑貨屋のひとり言

2002年のはじまり

さくらの独り言

川 柳 & コ ン ト

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マキちゃんの健康のお話  

一口コラム

あっこのおいしいロサンゼルス

健康の方程式

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雑貨屋のひとり言

明けましておめでとうございます。長―い休みがあっという間に過ぎてしまいました。あれをしようこれをしようと思っていたのですが、「こたつにお酒」そして「明日があるさ〜♪・・」という具合で何もできないで終わってしまいそうです。みなさんはいかがでしたか?

新年早々ウィルスに感染してしまいました。といっても感染したのは私や家族ではなく私のPCです。受け取ったメールに添付されていたファイルが原因だったようです。(気をつけましょう!)昨年10月末にPCを改造してからもう再インストールということになりました。再インストールするたびに要らないファイルやフォルダーを整理するので、PCがいつも快調に動いてくれます。人間もたまに再インストールしたほうがいいのかもしれませんね。(何のこっちゃ?)

本年も雑貨屋を毎週発行していきますのでよろしくご支援のほどお願いします。(R.O.)

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2002年のはじまり

2002年1月1日。21世紀2年目のお正月です。

 私達は、一年前の今日、21世紀を“新しい夢と希望と期待”を持って迎えました。そしてそれから一年、今年のアメリカ十大ニュース(AP通信社加盟<米国>報道機関が選んだもの)が次ぎの通り発表されました。

  1. アメリカ中枢同時テロ
  2. アフガンなど対テロ戦争
  3. 炭そ菌事件
  4. 米国の景気後退
  5. ブッシュ大統領就任
  6. 連邦政府ビル爆破の実行犯への死刑執行
  7. イスラエルとパレスチナの紛争拡大
  8. 米上院で民主党が多数派奪回
  9. カリフォルニア州での電力危機
  10. ブッシュ政権の大型減税
  11.  

 上記の通り、第1位から第3位までが、忌まわしいテロとその関連、炭そ菌事件で占められています。

 新しい世紀、千年紀の第1年が“テロ”と“テロに対する戦争”でスタートするとは・・。

 100年後、千年後の歴史書に「それまでの国家対国家の戦争から“国境無き戦争時代”になったのが 21世紀の特徴である」なんて書かれるのでしょうか。

 以前、このコラムで書きましたが、昨年度のノーベル平和賞受賞者であるアナン国連事務総長に対する受賞理由として「事務総長として国連に新しい生命を吹き込み、エイズ、人権問題や国際テロ防止に卓越した功績を残した」ことが挙げられています。 

 アナン事務総長の業績が卓越したものであったことに異議を挟むつもりはありませんが、2001年という新しい世紀に「エイズ、人権問題、テロ」などと言う“非近代的”なものが、いまだに地球上にはびこり、人類の争いはますます複雑かつ、卑劣極まりない「テロというなの戦争」までが日常化しつゝあることに深い失望の念を禁じ得ません。

テロという名の“新しいかたちの戦争”で幕を開けた21世紀は今後どんな道を進むのでしょうか?

 新しい年、2002年を迎えるにあたり、もう一度、地球規模で真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

 新年所感というものは通常、明るい話題を取上げるものですが、“期待の21世紀”のスタートに挫折感を強く感じた私としては、どうもキーボードを叩く指先が言うことを聞いてくれません。

 ――― まあ、昨日までさんざん忘年会をやったのだから、ここで心を入れ替え、今年こそはと“新しい夢と希望と期待”を持つこととしよう。

河合将介( skawai@earthlink.net )

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さくらの独り言 「今年も挑戦」

「生きている!」とさくらの独り言(雑貨屋20世紀最終号雑貨屋/242号)を呟きながら2001年を迎えた。あれから1年が経ち、「生きていた!」と呟きながらこれを書いている。感謝だ。さくらにとっての2001年は、出会いも別れも喜びも悲しみも、そして不安もときめきもそれなりにあった。しかし、最高の喜びは、やっぱり、「生きている(た)!」現実(事実)である。いや「生かされている!」と言うべきだろうか。だから2002年も、「生きるぞ!」と四股を踏んでいるさくらである。

年末年始の楽しみの一つは、クリスマスカードや賀状による友人知人からの報せだ。工夫を凝らした手作りのカードや近況を知らせるそれらには、クリスマスギフト以上の胸の高鳴を感じる。友人知人の懐かしいインクのかほりは、まるで常緑樹の年輪を数える様でもある。最近はE化により、映像は勿論、音声等も受信でき愉快な便りに驚かされている。オールドスタイルであろうがニュースタイルであろうが、彼等なりの手法で送られる「生きている」証(あかし)を手に「乾杯!」する時、なんとも気分最高である。

 『三箇日』があけて私を奮い起こさせた友人からの新年御挨拶、Eで頂戴した。「今年も挑戦です!」と題されたそのメールには、「お客さま第一主義をどれだけ徹底できるか、挑戦予定です。」とあり、新春早々背筋を正された。会えば互いに憎まれ口を叩き、しかし話題は尽きない「お客」か「燃えるプロジェクト」を題材に時を忘れて語り合える、私の大?好きな、人生の先輩「O」さんである。弱輩の私は何をしても彼にかなわない。ただ一つ、彼が言う(但し:他の人も言う)ところの宇宙人並みのエネルギーは、若い分だけ勝っているかとタカをくくったものだ。しかし今回は、彼の先手先勝、新しい年へ向けての準備とエネルギーには脱帽だ。『寝クルシミマス』と『寝正月』(風邪で寝込んで怠慢)だった私は、古いマントを観客へ脱ぎ捨てるプロレスラーのごとく、新しい年へのリングに立たされる力を得た。Oさんは伊達に年をとっていないもので、できそこないの後輩に新しい年を迎える意味も姿勢も教えてくれる。これも感謝かな。

 年末年始を米国で過ごす私を乗せた飛行機は昨年12月末、ワシントン州シアトルへ到着。その半時間前、陽の出直前の6時くらいだったろうか、アラスカから南下するその機内から、暁に染まるワシントン州を観た。機長も驚く程の快晴で、暁の中にMt. Rainier、Mt. Adams、そしてMt. St.Helensの三山を一望でき

た。その潔く、また聖なること言葉に尽くせない。その光景に少しでも近いものをシェア?できるとすればhttp://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap011231.htmlかもしれない。その上空で確認したこと、それははやり、「生きている」宇宙と自分だった。そして自分の過去、現在、未来を振り返り、「挑戦」と「開拓」は自分の毎日である(あった)と興奮と平安の内に、しかも神秘的に確信した。こんな年の終わりの出来事を、新年に頂戴した大好きな先輩から違った角度で示唆された年の始まりを、希望に溢れまた力強く思っている。ことしも「挑戦」そして「開拓」で「生きたい」と望んでいる。今年もどんなことにも「挑戦」し

たいという、さてさてますます元気モリモリさくらの独り言!

 sakuratsubomi@earthlink.net

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健康の方程式  西尾 誠一郎

貧困と偏見からの自由は自ら学ぶ能動的な教育で

雑貨屋の皆さん、明けましておめでとうございます。

どこかの遠い所と思われていた戦争が、いきなり9月11日を境にして、世界中の全ての人がいつ、どこでまきこまれるか分からないものになりました。

一瞬のうちに何千人もの命を奪った世界貿易センターが崩れ落ちる光景に、歓声を上げている子ども達や一般市民も世界にはいるということをテレビで見て、テロ行為の根の深さにショックを受けました。

“戦争から平和”は今、世界中全ての人の課題となりました。

アメリカの力の政策が、根本的な解決にならないことは、誰の目にも明白です。 

どんなに時間がかかっても、貧困と偏見のない世界を築いていかなければなりません。

その根本的な解決は教育、それも聞いているだけの受身の教育ではなく、一人ひとりが主人公になり、自ら学ぶ能動的な教育です。 子ども達は学び方をしっかり身に付け、自分の秘めたる力を十分に引き出す機会が与えられなければなりません。 

京セラの名誉会長の稲森和夫氏は、「人生・仕事の結果=考え方(−100〜+100)×能力(1〜100)×情熱(1〜100)」と言っています。

つまり、考え方がネガティヴだったり間違っていると、結果はみんなマイナスになるといいます。

私は教育と健康も考え方(方向づけ・方針)が間違えると結果はマイナスになると思います。 しかし、現実には何がプラスで何がマイナスかの判断は実に難しいですね。

例えば、「ガンは切り取り除くべし」という西洋医学と「ガンは代謝の乱れから。 その乱れの根本から正さねばならない」という東洋医学がありますね。 私は自然治癒能力を高める食事や、EMXを摂りながら12月から白血病によく効くというグリーンベックという新薬に再度挑戦中です。 今のところこれが私にとっての最高の選択ではないかと思います。 結果は今年のうちに皆さんにご報告できるでしょう。

教育に関して、子ども達が勉強しなくなったからといって、さらに3割も易しくするという今の日本の教育に大きな危惧を抱いています。 32ヶ国中、一番読書をしない日本の子ども達には、親が何をさしおいても読み書きをさせないといけません。

私は元旦に「声に出して読みたい日本語」という本を読み、うちの教室では、速読と暗誦に力を入れようと決意しました。

私は今できることから、ささやかな努力を続けてまいります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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川 柳 & コ ン ト (東京・成近)

 

( 川 柳 )

初春の膳ああ糖尿が恨めしい

朝風呂でもう満足の寝正月

空港をテレビで見てる寝正月

福袋今年の運を開けてみる

( 時事コント )

「お年玉」

介護保険料が引かれてた −孫

「厳しい年頭の挨拶」

来年この場に私がいられるかどうか  −企業トップ

「箱根駅伝に優勝」

今年はウマ年   −駒大


(東京・成近) E-mail kawaiai@mx2.ttcn.ne.jp

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あっこのおいしいロサンゼルス――レストラン案内

香港の味とはかくありき

Hong Kong Palace

☆場所☆19101 E. Colima Rd.Rowland Heights CA 91748

☆電話☆626‐854‐9829
☆営業☆週7日営業●月曜―金曜=10:00am〜12:00am(深夜)

●土曜、日曜=9:00am〜12:00am(深夜)

新しいチャイナタウンとして、ロサンゼルス西郊に広がるローランドハイツ。ここにも、おいしい中華料理のレストランはたくさんある。

「香港パレス」は海鮮料理の店。入って目に付くのが大きな水槽とカラフルなスペシャルメニューの紹介。耳に飛び込んでくるのは、威勢の良い広東語と、ガチャガチャと食器の触れ合う音。その活気の良さはまるで香港そのもの。その活気こそが、料理への期待と食欲を刺激。

ディナーメニューは208種類もあるが、やはりおすすめは海鮮。なかでも、あまり手を加えない、新鮮さが勝負の料理こそおすすめ。シェフもオーナーも香港出身。材料は現地調達でも、味は限りなく本場の味を再現している。

海鮮のスペシャルメニューから「游水活海蝦」(時価約$20〜)はライブプロン。あっさりと蒸したものがおいしい。5、6人でちょうど良い量のエビが、大小取り混ぜてお皿に山盛り。身は甘くてプリプリ、何も付けなくてもおいしいくらい。エビミソもすすられる新鮮さ。ピリ辛のタレを付けて食べる。

もう一品、「清蒸石班魚」(時価約$20〜)もおすすめ。大きな白身魚を蒸し、油と醤油をさっとかけただけの物。たっぷりの細切り葱とシャンツァイを薬味に食べる。ご飯の上にこの魚とソースを乗せるといくらでもお代わりできる。

他にも海鮮料理専門だけあって、魚翅(フカヒレ)、鮑魚(アワビ)、海参(ナマコ)、象抜蚌(ミル貝)、龍蝦(ロブスター)帯子(ホタテ)、蟹、?(カキ)、蜆、?魚(イカ)魚類と、どれをとっても試してみたくなるメニューばかり。

もちろん、肉、野菜、麺やご飯ものも豊富に揃っている。

かつて香港に4年半の滞在経験があり、アメリカでおいしい海鮮料理を探し続けていた筆者が出会った満足できるレストランの一つ。次回は何を食べようかと、楽しみである。

さっか あきこ akikosk@webjapan.com

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一口コラム

今週の時事ジョーク(29)

☆ 午(馬)年のはじまり

 2002年(平成14年)、午(馬)年のスタートです。そこで新春の時事ジョーク・小話は“馬づくし”で創ってみました。

 ――― では、ジョークの始まり、始ま〜〜り〜〜〜

 2002年が始まりました。日本の小泉総理大臣は、日本国民に対し、新年の年頭にあたっての所信を表明し、次のように述べました。 

「今年は小泉改革の実行の年と位置付け、改革断行のため、この『ヤセ馬』小泉純一郎は『競馬馬』の如く走り、『農耕馬』の如く国を耕します。

 私の改革に反対する抵抗勢力や野党が『生(い)き馬の目を抜く』ように、私の隙をついて行動、非難してきても、私はそんな非難は『馬耳東風』、『馬の耳に念仏』と聞き流し、また、時にやむをえない場合には『泣いて馬しょくも切り』、最大の努力をする所存であり、改革達成の暁には国民の皆さんとともに『うま酒』を酌み交わしたいとおもいます」

 小泉首相のこの「年頭所信表明」に対し、『ウマが合わない』自民党内の所謂抵抗勢力の先生方が言いました。

 「首相の思う通りに『ウマウマ』と、そう簡単にはやらせないぞ」

 また、日本国民も心配そうに言いました。「小泉さん、『ウマ』く行くかな。そのうち『じゃじゃ馬』の真紀子大臣にてこずって『馬脚を現わ』さなければ良いのだが・・」

羅府の庄助

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編集後記

ウィルスがあなたのそばまで来ています。怪しいメールが届いたら開かずに削除しましょう。私も最新のウィルスソフトを入れて対処していきます。ウィルスソフトはもちろんですが、日ごろのデータの整理が大事です。必ずバックアップを取ってください。

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧になれます。

http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.295

雑貨屋 店主 大西良衛 zakkaya@news.email.ne.jp

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