Zakkaya Weekly No.169

Ryo Onishi       8/8/99  バックナンバー Homepage

雑貨屋のひとり言

バケーションシーズン真っ盛りですね。読者の皆さんはどんなバケーションを取られましたか?日本のみなさんは今、盆休みなのでゆっくりされていることと思います。

土曜日に毎年恒例のサウスベイマネージメントセミナー主催の地ビール造りに参加しました。場所はビーチバレーで有名なHermosa Beachです。出来たばかりのビール(発酵させる前)を飲ませてもらいましたが、麦ジュースにシロップをいれて飲んでいるという味でした。あれが2週間ほど経つと、おいしいアルコールのビールになるんですから不思議ですね。今回は中屋さん諸橋さんが参加されていましたが、どちらかというとサンプルで出されたビールを楽しんでおられたような気がしました。私もですが・・。(R.O.)

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(52)

The National Park Serviceビジター・センター(Thousand Oaks)

ロサンゼルスの景勝地、サンタモニカから西へマリブを越えてベンチュラ・カウンティの海岸に沿って伸びる“サンタモニカ山地”とその周辺は“Santa Monica Mountains National Recreation Area”と呼ばれ、ロサンゼルスの中心からでも1〜2時間の所にありながら、地中海性生態系を持つ豊かな自然に恵まれた多様な植物や生物の宝庫です。

 この地域には580マイルを越すパブリック・トレイルがあり、ハイキング、キャンピング、フィッシュイング、ダイビングその他リクリエーションのメッカと言わています。

 その上アメリカ原住民の歴史を学べるところもあり、南カリフォルニアだけでなく、全米から人々が好んで訪れています。

 この“Santa Monica Mountains National Recreation Area”に関する情報を得られる所がベンチュラ・カウンティの Thousand Oaks市にある“The National Park Service Visitor Center”です。

 最近建てられたばかりのモダンで明るく広いセンターの中には、資料、地図、書籍などが揃っており、この地域に関心のある人にとっては最高の情報センターでしょう。また常駐する制服の職員が親切丁寧に質問に答えてくれ、楽しい気分にしてくれます。

 有料の案内書、地図、資料だけでなく、この地域内に点在する個別のスポットの無料パンフレット、地図なども貰うことが出来、うれしい限りです。

 サンタモニカ山地あたりをハイキングやドライブしようと思ったら、一度このビジター・センターを訪ねてみることをお勧めします。 

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  1. FWY#405を北へ。
  2. FWY#10を横切り通過し、更に北へ行き、FWY#101を西(Ventura方面)へ入る。
  3. FWY#101(西)へ入って約27マイル走り、Lynn Roadで降りる。(FWY#23の少し先)
  4. Lynn Road.を右折(北へ)、すぐ最初のHillcrest Driveを再び右折(東へ)。
  5. Hillcrest Driveを0.6マイル進み、Mc Cloud Ave.を左折(北へ)。
  6. Mc Cloud Ave.へ入ってすぐ右側に“National Park Center, Visitor Center”の標識があるので、そこを入り、上り詰めたところがビジター・センターの駐車場になっている。
  7. ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約55マイル、ドライブ約1時間20分。

河合 将介 ( skawai@wakao.com

さくらの独り言 「小さくて偉大なもの」

 恵に満たされた喜びの絶頂にある時も、涙に明け暮れる絶望の時も、喜怒哀楽の点なるその時々も、日常のごく普通の混沌とした時も、いつも、どこでも、片時も忘れられない人がいる。私の心身と一体でも一部でもない、むしろこの私の命と心身を含む全ての源の様なもの、何よりも誰よりも、何故か至極、偉大であり絶対的な人、、、その人がもしいなくなったら、私は生きていけないかもしれない、そんな人が一人いる、、、母である。

私にとって母、それは、大地であり、海であり、宇宙であり、命であり、そして何よりも、私の源の主でもある。ちょっと大げさな言い方だが、これは私の持ちえる言の葉やあらゆる辞書を持ってしても、決して表現できない大きな、大きなもの、海よりも深く、空よりも広いもの。こんな私の気持ちを、一度も母に話したことはない。その気持ちを今を生きる自分の安らぎとエネルギーに代える、それは母を持つ誰もが勤めていることと同じであろう。

来年70歳を迎える私の母は、その大台を前にして今夏、何故かその気丈さを失い不安な毎日を過ごしている。どこか今までと違うという、もしくはこれからどこか違っていくという”老いる”自分の生について不安を抱き、医者を頼り入院してしまった。

検査には何もでない。私の訪日に合わせて外泊した母と、香を炊きながら静かに母の話しを聴く、ただただ「自信がない」と力なく繰り返す。母の深いため息が、香の漂いも忘れさせる程、私には悲しい。公園をゆっくりと、ゆっくりと二人で歩く。母はこんなに小さかったかなあ、と、ふと私は立ち止まる。検査には何も出ないが、年齢と不安で、母は随分小さくなった様に思えた。

母は今、自分が人の何倍もの経験をしてきた人生の疲れを、全心身で実感している様に思える。私はこれからできる限り母と会い、共に香の漂いに楽しみ、全て思いでになってしまった母の過ぎ去りし日々を聴き、そしてこれからの夢を聴き、安らぎと喜びのひと時を持ちたいと思っている。母のその人生は、私にとってあまりにも偉大すぎて、しかし”老い”に正直に小さくなった母の身体は、健康でも私を不安にさせた。私にとって母は、自分の命よりもと尊い人なのだと改めて深く悟り、そんな母に私は云わずに帰ってきた。私に「乳癌が発見された」この春のできごとを、、、小さなことである、と、そう自分ではつぶやきながら、、、さくら。

 Khr@earthlink.net

マキちゃんの健康のお話 

 「内気なあなたに..」  

我が雑貨屋の店主、大西さんも日頃の散歩を欠かさないようですが、どうせやるなら歩く時は、大股歩きで膝を高く上げて胸を張り、手も大きく振りましょう。

これをすることによって背骨と骨盤の付け根の位置、いわゆる仙腸関節の微妙なズレを改善し、以前述べた『脳脊髄液』の流れを正常にするのです。

っという事でーっ、そんな歩き方、兵隊じゃないんだから公共の場所でできませんっ!

という方に、お部屋で出来る簡単なエクササイズをお教えしようではありませんかーっ、..ゴホッ。

ステップ@ 1回3分。

膝を高く上げ、手を振り上げて足踏みをする簡単な方法です。

但しこの時、手を振り上げた方は拳を握り、もう一方は開きます。これを交互に行います。

これだけで記憶力が良くなったという人が多く、ボケ防止にもなる簡単な訓練です。

ステップA 1回4分。

仰向けに寝て右手と左足の膝を上げて首を左に向けます。

そうして又仰向けの姿勢に戻り、今度は逆に左手を上げて右足の膝を上げ、首を右に向ける。

これを交互に行います。

この方法は、実際に怪我や病気をした人のリハビリ治療として使われていて、背骨矯正だけでなく、神経と神経とを結ぶ神経路のつながりを良くして、運動機能も向上させます。

ステップB 1回 1分。

立ったまま右足かかとを上げ、同時に左足つま先を上げます。

要するに両足のかかととつま先は交互に上がり、交互に床に付いている様にするのです。

ここで注意して頂きたいのは、決して膝を曲げてしまわない事。

これを慌てず行えば、骨盤は左右が交互に上下することになり、背骨と腰骨に刺激を与えるわけですねぇ。

以上の3つを毎日、暇な度に行えばウッカリや物忘れが無くなってきて、更に記憶力増大の世界へとあなたを誘う筈です。

考えにつまずいたら、まず歩けといいます。

座って考えるよりもウロウロしていた方が脳脊髄液の流れが活発になってヒラメキ易くなるのだそう。

考え込む時良く腕を組みますが、これもつい忘れがちになってしまう腹式呼吸を、胸を圧迫する事によって自然と行わせ、その結果、脳脊髄液の流れが活発化するっていうちゃんとした理屈があったんですねー。っという事はー、理論的にいっても、腕を組んでウロウロ歩くのは、ヒラメキを導くには理想的なことだったんですねー。

ただのポーズでは無かったんだなー、これがっ。

僕は皆さんご承知のとおりチョンガー、シングル、独身、ひとり身、なので、経験がありませんが、自分の子供が生まれるっていう時、旦那さんの方は病院の廊下なんかでウロウロする光景をテレビで良く拝見します

が、あれも良い運動になりそうですねぇ。

ハイテンションになってて疲れなんか感じない状態なんだろうし..。

名前なんかも、その時ひらめけばまさに一石二鳥ですよねぇ。

だけど毎日出来るものではないか..。

川 柳 & コ ン ト (東京・成近)

( 川 柳 )

 てふてふが舞った花野の遠い夢

 坪庭でトマト見上げる姫林檎

 鉄橋の電車も見てる川開き

 貧しくも心ゆとりの釣忍

 金魚までそっぽ向いてる朝帰り

( コ ン ト )

 「漢字変換うっかり」

 署中お見舞い申し上げます ー某政治家

 「失業率49%に」

 7%を目指すんじゃないだろうな ー消費税

 「老人医療費値上げ」

 やはり医は算術 ー政府

               東京・成近

一口コラム

「逆転発想もまた楽し」 (その32)なぞなぞ

 ある本に、こんななぞなぞ(パズル)が載っていました。

 アフリカへライオンの生け捕り出かけた探検隊が突然ライオンに出会いました。まずい事に探検隊はその時鉄砲も何も持っていなかったのです。さあ、その探検隊は我が身を守るためにどうしたでしょうか。

 答えは、「ライオンを捕獲した時に入れる予定だった檻(おり)の中に全員が逃げ込んだ」という事でした。

 檻とは獲物を捕まえた時に入れるものですが、この場合、用具の使用目的を逆転させると言う、まさに逆転の発想で命を守ったのでした。――― 咄嗟(とっさ)にこんな判断が出来るとはたいした探検隊ですね。

「コント、読み違い??」

(その3)男 損 女 比(男尊女卑)

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 日本ニハ古来カラ『男損女比』ノ文化ガ存在スルトイウ。

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「おんな」に比べて「おとこ」が損をする文化とは、まさに云い得て妙、正鵠を射ていると思いませんか。『男尊女卑』なんてもともと日本にはなかったのと違いますか。(「これこそ男性側の偏見であり、断固許しがたい」と言う女性側の声が聞こえてきます。 ―― 女性の皆様ゴメンナサイ。もしかしたら「女損男比」かも・・)

――― 羅府の庄助さん ―――

編集後記

 みなさん健康には大変強い関心を持たれていることと思います。まきちゃんの健康のお話は大変好評だと聞いています。でもまきちゃん本人は、話のネタ探しが大変なようです。読者の皆様、健康に関することや、これまでの記事で疑問に思ったこと、わからないこと、質問したいことがありましたらぜひ、まきちゃんに聞いてあげてください。そういう質問に答えて行くそうです。雑貨屋でも受け付けますのでどしどし質問をお寄せください。

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Zakkaya Weekly No.169

雑貨屋 店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net