あまり 知られていないL.A. 観光スポット(86)

Griffith Observatory(グリフィス天文台)

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la86_01.jpg (27778 バイト) 前2回(第232号、第234号)では、ロサンゼルス近郊の2つの世界的に有名な天文台(Observatory)をご紹介しました。

 今回は同じObservatory でもロサンゼルス市民の憩いの場所であると同時に、南カリフォルニアを代表するランドマークであり、1935年完成以来、これまで5,000万人以上の来場者を記録し、現在は毎年200万人以上の観光客が訪れる観光スポットです。(従って、今回は「あまり知られていない・・」というタイトルはふさわしくない事をおことわりしておきます)

 アメリカ最大の敷地を持つ市立公園と言われるグリフィス・パーク内のハリウッド山(Mt. Hollywood)の南斜面、ロサンゼルスのダウンタウン他、広大な平原を一望できる場所にこの天文台は毅然と威容を誇って建っています。la86_03.jpg (35572 バイト)

la86_02.jpg (45437 バイト) この天文台は以前、この一帯を所有していたCol. Griffith J. Griffith から公園とともにロサンゼルス市に寄贈されたもので、現在はロサンゼルス市のレクリエーション並びに公園課(Department of Recreation and Parks)が所有、管理しています。

 ここは天文専門家の研究施設としてではなく、一般市民に天体・宇宙等の情報・知識を提供することをその主目的としています。

 建物の中は大きく3つに分れています。

  1. The Hall of Science:入口を入ったところに“フーコの振子”〔下記注参照〕が40フィート(約12メートル)のワイヤーに吊るされ揺れています。ここは天文博物館であり、地球、惑星、銀河、宇宙に関する模型や資料が私達にもわかり易く説明され、展示されています。
  2.     左手奥の部屋には今地球の上600キロメートルにある“ハッブル望遠鏡”の5分の1のサイズの模型も展示されています。

        “ハッブル望遠鏡”の実物はなんと長さ13メートル、重さ11.6トン、主鏡の直径2メートル半、コストは$2Bil.(2,000億円以上)なんだそうです。

  3. 12インチ天体望遠鏡:一般の人が自由に見ることの出来る天体望遠鏡としては、カリフォルニア最大のものです。
  4. プラネタリューム:刻々と変化する夜空の星をドーム一杯に再現し、惑星、恒星、星座、宇宙の説明を聞く事が出来ます。そして、幻想的で不思議な夜空の世界へ案内してもらえます。     

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 グリフィス天文台からの眺望はまさに絶景で、前に“HOLLYWOODサイン”また、バルコニーからは広大なロサンゼルスの平原が一望できます。

 見渡す限りの夜景の素晴らしさは言葉に尽くせないほどです。但し、夜は10時でグリフィス・パーク全体のゲートが閉まりますのでご注意下さい。

 また、ここは映画のロケ地としても良く利用され、中でもジェームス・ディーン主演の「理由なき反抗」、アーノルド・シュワルツネッガー主演の「ターミネーター」シリーズは有名です。天文台前庭にはジェームズ・ディーンの顔の像も建っています。

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  • 住  所 : 2800 East Observatory Road, Los Angeles, CA 90027
  • 開 館 日 : Hall of Scienceは火曜日から日曜日まで(月曜日と主要な祝日は休み)

        但し、夏期は毎日オープン。

  • 時  間 : 火曜日〜金曜日は 2:00pm 〜 10:00pm、

        土曜日、日曜日は 12:30pm 〜 10:00pm。

        但し、夏期は毎日 12:30pm 〜 10:00pm。

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  • 行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)
  1. FWY#110(北)−ロサンゼルス・ダウンタウンの先で、FWY#5(北)へ。
  2. FWY#5へ入って4つめの出口である Los Feliz Blvd.出口で降り、Los Feliz Blvd.を左折(西へ)。
  3. Los Feliz Blvd.を約1.5マイル進み、Hillhurst Ave.を右折(北へ)。
  4. Hillhurst Ave.へ入って、約1.3マイルゆるやかな坂を上る(途中から道路はN. Vermont Ave.と合流)とトンネルがあり、そのトンネルの直前の East Observatory Roadへ左折すると天文台の駐車場に入る。(又は、トンネル内を通過し、出てすぐを左折してもO.K.)
  5. ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約27マイル、ドライブ約50分。

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 〔注〕フーコの振子(Foucault Pendulum):

 フーコ(1819―1868)はフランスの物理学者で1851年、地球が自転している証拠を示すためにパリのパンテオンの高い天井から67メートルの糸に28キログラムの重りを吊り下げて振子のように振らせて、振子の振れる方向が時間とともに右回りに変化し、約32時間で元の方向に戻る事を実証しました。

 これは、振子の振れる方向は変わらないが,地球が自転しているため振子の振れる方向が  変わったように見えるためのものです。

     北極では二十四時間で一周、赤道上では振子を置いた地面は地面に平行な地球の自転軸周りに回転し、地面に垂直な振子の回転軸周りには回転しないので振子の振動方向は変化しません。

                         河合将介( skawai@earthlink.net )  WB01541_.gif (712 バイト)トップへ戻る