Zakkaya Weekly No.71

Ryo Onishi 9/21/97 バックナンバー Homepage

みなさんはEメールを仕事や趣味に活用されていますでしょうか。私も最近、仕事でますますEメールの数が増えてきました。毎時間、Eメールが入ってきます。Eメールを読むのが完全に日課になっています。Eメールのメリットはファイルや写真を簡単に送れることだと思います。これからEメールがどんどん増えたら要領よく処理する必要があります。

できるだけ簡潔に文章を書いて、こまめに応答するのがコツのようです。Zakkaya Weeklyは負担になっていないことを信じています。(R.O)

定年って何だ(5)−老いを前向きに−

論語の言葉に「六十而耳順(60ニシテ耳ニシタガウ)」 というのがあります。この意味は「道理に通じたために、聞いたことがすべて、よくわかること」(三省堂・国語辞典)とあります。最近の 私を含めた60歳は、まだまだ 生臭く、とても「耳順」 などという域には 程遠い感がありますが、かといって さすがに 20歳、30歳の体力やバイタリティという訳にもいきません。

そこで私のような 中途半端な輩が これから定年後の人生をいかに有意義に生きるかを考えた時、私は そのポイントの第一は 「前向き・ポジティブ発想」 が出来るかどうかに かかっているような気がします。幸い、60年も人間を続けていると 厚顔(厚かましさ)も 順調に生長し、多少のことでは動じない心臓も完成度を増します。そこで 私は 負け惜しみでもよいから これからは 何でも 「前向き・ポジティブ発想」 をベースに 世渡りをしたらと思っています。年をとって視力・聴力が弱ったのではなく、年齢を重ねたおかげで余計なものや音を聞かないで済む力がついたのだし、年をとって物忘れがひどくなったのではなく、いやな事を忘れられる忘却力が充実し、一層 落ち着けるようになったのです。以前にも書きましたが、「もう××歳」 ではなく「まだ××歳」であり、「私はこれしか出来ません。」 と言うより、「これが私の出来る事のすべてです。」 という発想の方が はるか前向きです。行動力とバイタリティを発揮して「金色を求めた時代」 が定年前の第一の人生だったとするならば、定年後の第二の人生は 経験と思慮分別(と厚顔)を武器に 「銀色を求める時代」 にすればよいのです。

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以上 5回にわたって長々と、 尤もらしく、偉そうに 「定年」 とそれを取り巻くテーマについて 述べてきました。でも 私自身について「第一の人生」を もう一度振り返ってみてみると、どうも自意識過剰が 勝手に一人歩きをしてただけで、今日までなんとか持ち応えられたのは 上記「忘却力」 のお陰、というところが真相だと改めて気が付きました。

おまえは 仕事で何売った?―――― 油を売ったネ。

おまえは 仕事で何買った?――――ひんしゅく買ったネ。

おまえは 仕事で何味わった?――― 挫折感サ。

おまえは 仕事で何食った?―――― 人食ったネ。

おまえは 仕事で何書いた?―――― 恥 かいたネ。

そしておまえは仕事で儲けたものは?―――儲けは儲けでも、ワタシノもうけは「くたびれ儲け!!」

デモネ、 なにはともあれ、 HAPPY RETIREMENT !!!

河合 将介 skawai@wakao.com

健康の方程式「快く生きていくために快医学」

飯島先生のヨーガ革命はまだまだ続きますが、私がやっているのは以上です。

さて今年の四月、大分県の赤峰農園の食養庵で、きくちゆみこさんというすてきな女性と出会ったことは前に書きました。3歳、1歳の子どもを連れ、環境問題の取材で、世界中を飛び回っている人です。私が「お子さんが小さいので旅の旅の途中で病気にでもなったら大変ですね」と声をかけると「私が直すから大丈夫ですよ」とケロっとしています。私が健康のためにも4年ちかく毎朝コップ一杯のおしっこを飲んでいる話をすると「その量がちょうどいいかどうかあなたの体に聞いてあげる」とOリングテストをしてくれました。ゆみさんは私の指の力を前もって確かめて、私にコップ一杯のオシッコを持たせました。するとわりに簡単に開けられてしまうのです。結局5〜6滴のオシッコを水でうすめたコップを持つと指は開きません。ゆみさんはちょっと気の毒そうな顔をして「100人に数人いるんですよ、あなたの腎臓は少し弱っているようだから、5〜6滴の方がいいわ、尿はいい波動を持っているので量は関係ないのよ」と忠告してくれました。私は腎臓が悪いという自覚症状もなく、健康な人が病気を予防するためにもなるべく多い量がよいと信じていましたので、いろいろ質問しました。ゆみさんは瓜生(うりゅう)良介先生の“快医学”(徳間書店)という本を読んだ方がよいと教えてくれました。

日本から帰って胃が痛くなり、検査の結果、胃と腎臓と肝臓に問題があると言われたとき、ゆみさんの忠告を思い出しました。森下敬一先生の玄米を中心とする自然医食療法を受けようと日本行きの飛行機に乗り、機内で快医学の本を読み、瓜生先生の考え方に全面的に賛成しました。初診にもかかわらず瓜生先生と吉田先生に2時間ほどていねいに診てもらいました。瓜生先生の飾らぬ人柄に「この人は本物だ」と思い、その場ですぐ世界快医学ネットワークの会員になりました。

6月、7月と2回、日本で治療を受けると先生は9月上旬にロスに行くからそちらで診てあげようと言われました。ロスではエイズの人たちの治療をするのだそうです。

9月5日瓜生先生は快医学ネットワーク事務局長の森田玄さんと一緒に私の家に来て治療してくれました。森田さんは時部のことについてはあまり多くを語りませんでしたが、10数年間ハリウッドで音楽関係の仕事をしていたとのこと。病気になり快医学の治療で治してもらってから無償で快医学を広める仕事をしているそうです。

5日の夕方グレンデールに行きました。5〜6人の実に穏やかな表情をした白人と元気いっぱいという感じの若い日本女性に会いました。これから3日間、先生はここでどんな話をし、どんな治療をするのか興味がありましたが、少々疲れを感じたので失礼しました。帰る前に9日の夜の日本人とのワークショップが中止になったことを知り、森田さんに「5〜6人の人ならきてもらえると思うのでトーレンスのワークショップをしてくれませんか」とお願いしました。「快医学を広めるために来ているのです。何人でも、どこへでも行きますよ」とのこと。

たの研の主催者である高島さんに電話をして富士通テンの会議室を貸してもらえるよう交渉してもらうことになりました。急な企画でしたが、当日22名の人が集まってくれました。みなさんの協力に心から感謝するとともに、当日来られなかった方、知らなかった方のために瓜生先生の当日の話を数回に分けてお伝えしましょう。(西尾誠一郎)

編集後記

5回にわたる河合さんの「定年とはなんだ」はいかがでしたか?定年について考えが変わった方もおられるでしょうね?

最近、暑いですねー。8月より暑い日があるような気がします。週末の土曜日は長時間ドライブでゴルフのコンペそしてそれが終わってからボーリング大会に参加、そして、日曜日はまたゴルフでした。二日とも暑かったのでちょっと疲れました。でもロングドライブ賞とニアピン賞を獲得して久々に気分がいいです。

西尾さんからのファックスを日曜日に受けていたのですが、さすがに疲れてタイプする気になれず、今日の発行となりました。ホームページの更新をサボっています。近いうちに更新しますのでよろしく。

雑記事を募集します。何でも結構ですから投稿してください。一回きりでも連載でも大歓迎ですよ。

 

雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net