Zakkaya Weekly No.61

Ryo Onishi 7/13/97 バックナンバー Homepage

土曜日にサウスベイマネージメントセミナー主催の「地ビール造り」に参加してきました。場所は、ビーチバレーボールで有名なHermosa Beachにある、“BREWWORKS”です。ここはよく雑誌に紹介されているので、ご存知のかたがあるかも知れませんね。今年はGERMAN LAGERSの中からアルコール6%のものを選びました。二週間後に出来上がって瓶詰めですが、今回のできはどうか、楽しみです。(R.O)

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(20)

The Wayfarers Chapel (L.A.サウスベイの観光スポット−4)

L.A.サウスベイの人々には 「ガラスの教会」として おなじみの ウエディング・チャペルであり、「大いに知られている」存在ですが、サウスベイの観光スポットとして、どうしても無視出来ないので取り上げます。

周囲をほとんど崖で海に接しているPalos Verdes半島の海岸通りのほぼ中ほど、Rancho Palos Verdesの海岸の高台に立つウエディング・チャペル(The Wayfarers Chapel、通称ガラスの教会)は、Frank Lloyd Wrightの子息 Lloyd Wright氏の設計によるもので、1951年の建造です。チャペルの礼拝堂はガラス張り、周囲の樹木と良くマッチし、中に入ると海辺なのに「森の小さな教会」と言った雰囲気もある建物です。四季の花が咲き乱れ、芝生の緑が映える庭からは太平洋と海岸の崖を洗う白い波、スモッグのない青い空が目にまぶしく、そこはまさにメルヘンの世界に喩えても良いかも知れません。

若い女性ならずともこんなチャペルで、夢のような結婚式を挙げてみたいと思わせるそんな雰囲気です。(残念ながら、私は手後れ!)

ここで挙式した日本の有名タレント、芸能人も結構いるようで、日本の写真週刊誌にこのチャペルを背景にした新婚タレントの写真が掲載されているのを私も見たことがあります。

参考までに このウエディング・チャペルで結婚式を挙げたい人のための情報について、当地の日本語情報紙「U.S. Japan Business News」 の記事を拝借すると以下のとおりです。

同チャペルでは、ウエディング・セレモニーをするのに信仰の有無は問わない。ツーリストでも挙式可能だが、予約は少なくとも6週間前に入れる必要がある。式を挙げられる時間帯は−(略) 申し込みは教会オフィスまで。−(略) 式は専属のウエディング・ディレクターが相談にのってくれるので安心。また本番前に式の練習もしてくれる。費用は土・日・祝日が $750。月~金曜は $550。ただしこれは新郎・新婦に二人だけで挙式する場合だ。また寄付として $200が必要。キャンセルする場合も寄付として $100以上を要求される。このほか、同チャペルには 招待状などのステーショナリー・グッズや式に必要なキャンドル、ゲストブックなどのアクセサリー類をそろえたチャペルショップがあるため便利。ビデオ撮影希望者は $250で専属のカメラマンが請け負ってくれる。

*行き方は 次の通り(Freeway #110方面よりの場合)

折角 ガラスの教会へ行くのなら 海の景色を楽しめるドライブ・コースをご紹介します。

FWY#110(Harbor Freeway) 南の終点を出ると 道路はそのままGaffey St. になるので そのままGaffey St.を0 .7マイル進み(南下),9th St. 右折(西へ)

9Th. St.を約1.3マイル進み、Western Avenueと交差、Western Ave.を曲がらずそのまま横切ると道路名は Miraleste Dr. と名前が変わる。

Miraleste Dr.と道路名が変わってから 2.4マイルゆるやかに登って道路はPalos Verdes Dr. Eastに突き当たり、そこを左折。

Palos Verdes Dr. East の曲がりくねった道を約1.2マイル登ると 目の前に太平洋が開ける。(小休止して景色を楽しもう)

さらに 同じ道を進み(海に向かって下り)Palos Verdes Dr. Southまで降りたら、そこを右折(西へ)

左に海を楽しみながら 3マイル進むと、右に The Wayfarers Chapelへ入るゲートに着く。

全行程(片道、FWY #110終点から) ;約9.7マイル、約30分

注意事項;教会で結婚式が行われている時は、チャペルの建物の周囲は立ち入り禁止にな ります。

河合 将介 skawai@wakao.com

健康の方程式 「生きがいの創造」を一人でも多くの人に読んでほしい

長島巨人軍がのたうちまわっています。金にものをいわせて、30憶の補強をし「メイクドラマ」「メイクミラクル」と長島さんが必死に笛を吹けど7月13日現在、巨人は最下位を低迷しています。

たいていのことは下手でも参加することに、やることに意義を感じている私ですが、こと野球に関しては徹底して見ること、そしてスポーツの記事を読む側に回っています。そして何を隠そう、大の巨人ファンなのです。その私が最近あることに気づきました。病気をしてからです。スポーツの世界は結果がすべてということもその一つです。一人一人が努力することは当り前で、その上に結果を出さないと何にもならないのです。勝ってなんぼという世界ですから、俺は毎日こんなに努力してきたんだというだけでは誰も評価してくれないのです。

ところが私達の日常の生活の中では努力する過程が一番大事ということだらけなのです。しかし野球の世界で優勝するというような明確な目標がつかめていない人が多いから努力する気も起こらないのではないでしょうか。あなたは生きがいについてどう考えていますか。

日本中の人々を震え上がらせた14歳の少年の殺人事件について考えてみてください。一番大きな問題は日本でもアメリカでもああいう子供を作り出す腐敗型土壌があるということです。私は生きがいを自分が持って努力するだけではだめだと思っています。生きがいの源泉を自分もつかみ、一人でも多くの人に提供し、一緒に考えていかねばならないときなのです。腐敗型土壌から植物が、子供たちがすくすくと成長できる発酵型土壌をつくらなければならないのです。そのために私はみなさんに福島大助教授の飯田史彦先生の「生きがいの創造」(PHP研究所)を読むことを奨めます。昨年の6月頃、「たの研」(船井流愉しみ研究会)で飯田先生のカセットテープを聞き、その内容のすばらしさに感動しました。このカセットテープを車の中で5〜6回聞いて、ますます気に入りました。すぐに本を購入し、読みました。これほど深い感動を与えてくれた本は「地球を救う大変革」以来でした。

飯田先生は経営学が専門です。先生は「会社や社員を元気にする法研究する実践派の経営学者であり、人々の心を治すという意味では、むしろ医者に近い立場にある」方です。

飯田先生はこの本の中で、「死後の生命」や「生まれ変わり」のしくみについて世界に散在する科学的研究の成果を分かりやすく整理して紹介してくれています。それは「生きがい」「働き甲斐」を持つためにどうしても必要な材料なのです。

私は胃と腎臓を悪くして「自分らしく生きること」「両親と家族を大切にし、あらゆる人と生物を自然を愛すること」「困難に立ち向かう勇気を持ち、失敗を貴重な経験に変えること」の大切さが以前よりずっと分かってきた気がします。私たちがこの世に生まれてきてのは、この肉体という不自由な制約の中で「人間関係という貴重な試練を経験し、自分の愛の水準を確かめ、高めていくため」だったのです。

私は、私がなぜ学校の教師を辞め、アメリカにきてくもんの指導者になり、EM普及会の活動に協力し、「たの研」を愉しみ、でも病気にもなったのかはっきりわかったのです。私の信じる大いなる宇宙の意志、神よ、ありがとうございました。

編集後記

先日、私にある会社の方からEメール(英語)が届きました。宛先はMr.Onishiなんですが、内容はまったく知らないことでした。不思議に思ったのは、何の関係もない私にどうしてEメールが間違って届いたのかということです。間違っている旨の、返事を書いたので、その後来なくなりましたが、こういうことってこれからもよく起こるんでしょうね。みなさん気をつけましょう。

雑貨屋ホームページは毎週更新していますのでご覧ください。http://home.earthlink.net/~ronishi

雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net