Zakkaya Weekly No.57

Ryo Onishi 6/15/97 バックナンバー Homepage

こぼれ話はAさんにしろBさんにしろ、いつも日本人が主人公なんですが、たまにはアメリカ人を登場させましょう。先日、聞いた話を紹介します。ロスから出張で日本へ出かけたDさんはある日、歓迎のパーティに出席し、そこでおいしいお料理をたくさん味わいました。彼は出される料理を次々食べたのですが、周りの人から「もっと食べてくださいよ。」とすすめられます。Dさんは本当にお腹が一杯でもう食べられなかったので、覚えたての日本語で言いました。「すみません、私、もうお腹おっぱいです!」 (R.O)

明日という日は決して来ない

ここ数年、パソコンを始め、情報機器関連商品(ソフトウエアを含み)の進歩・変化の激しさには驚くばかりです。パソコン、プリンターなどの製品は一モデルの寿命は せいぜい半年といわれ、6ヶ月後には もう後継モデルが 次の出番を待っています。そしてその後継モデルは現行モデルより 確実に テクノロジーも進み、コストパフォーマンスも良いものになっています。と いうことは 欲しい商品があった場合、すぐ買わずに 数ヶ月 待てば もっと良いものが買える ということであり、 その後 更に ほゞ6ヶ月待てば もっともっと良いものが買え、また待てば もっと・もっと・もっと・・・・ということになります。こういう話を私がすると、「それならノ 一体いつ買えばいいのかネ」E と聞かれるので、「あなたが死ぬ直前にお買いになれば、あなたの一生で最高のものがお買いになれます。さもなければ、新モデルが発売になる都度(ほゞ6ヶ月毎に)最新のものを_コ お買い下さい。私としては 後者をお勧めしたく思います」ハ と、ちゃっかり商売気をだしたりしています。でも 改めて考えてみるに、「日々のス テクノロジーの進歩」A と言えば 聞こえは良いが、要するに 現時点でのコンピュータと その関連商品は、まだ「本来あるべき商品」す にまで到達していない「未完成商品」なのかもしれない、などと 考えると 少々気が重くなったりします。

「あなたが死ぬ直前に‥」_( というのは勿論タチの悪いジョークです。人間、刻一刻 年をとっていきます。年を重ねる途中のある時 、新事業など新しい分野への挑戦のチャンスが巡ってきたとします。そうするとその時30代である人も、40代である人も、50代、60代、70代である人も 殆どの人は異口同音に 「せめて私が  あと10歳若かったら‥」( と言うそうです。かくいう私も恥ずかしながらいつもそう思い、そう言っています。

数年前、ベストセラーになった 「大往生(永X 六輔著)」 という本に、「あなたの人生にとってK 一番若い時は『今』であり、また 明日という日は永久に来ません」ス という主旨の記述がありました。「過去はもう過ぎ去ったものだから、今の自分にとっての人生とはb 今の瞬間から死ぬまでということになり、従って『今』が人生の中で一番若い時なのだ、そして『明日』になればその時は もはや『明日』ではなく『今日』であり いつまで経っても『明日』は来ないのだ」A という意味でした。私のように この世に生を受けて 半世紀をはるかに越えて生き続けていると、いつのまにかしたり顔して無事無難な人生を送ろうとしている自分自身に気がつきます。それはそれで悪くはないのでしょうが、でも何かをするのに 「遅すぎる」の という時はなく、何でもプラス思考で挑戦すれば 「思い立つ日がァ 吉日」? になるということも常にしっかり胸に刻んでいようと思っています。私ももはや若くはないのだから(ソラ! その発想がいけないのだ! 70歳、80歳の人に言わせれば、オマエなんぞ 洟垂れの若造もイイトコナノダ!) 確かに体力には多少限界があるけれど、年を重ねた分だけ 余計に経験・知識・分別などが豊かな筈だと自負しています。「明日になったら始めよう」そ と 思っている限り、永久にスタート出来ない。だから何かを今日から始めよう。―― 毎日、毎日、毎日 そう思っています。――これだけわかっていながらも、いざ 実行となると 意外と難しいものですね。

「今日という日」にすぐ逃げられて、「明日という日」もまた来ない。そんな毎日にだけはしたくないものです。

河合 将介 skawai@wakao.com

健康の方程式 命を守ることだけはほがらかに ひたむきに 西尾誠一郎

私がなぜ腸造血説にこだわるかをこれから一人でも多くの人に伝えていきたいと思っています。それは一人一人の命、健康、幸せに関わることだからです。今の世の中にはさまざまな健康法があふれています。どの健康法がより良い健康法であるか検証していくことは不可能です。ですがこんなに病人や病人予防軍があふれる時代に、どの健康法が本当にいいのかを見分けることは自分と自分の家庭の、いや多くの人々の幸せと健康を守るために大切です。前回紹介した森下敬一博士は「自然医食のすすめ」(美土里書房)の中で”健康の条件”について次のように述べています。

長寿の条件

”健康の条件”は”長寿の条件”である。健康にかかわりをもつ因子はたくさんあるが、その中で決定的影響をもたらすものが、この3つの因子である。

心を安定に保つこと

心が安定していると無用なストレスの発生が抑えられ、自律神経系が安定する。血液の性状、すべての内臓機能を健全に保つのに欠かせない条件。

十分に体を使うこと

体を十分に動かすことは血液循環を促進し細胞の新陳代謝を高め、老廃産物の排泄をスムーズにするために不可欠な条件である。

正しい食事をすること

食物は赤血球および体細胞をこしらえている直接的素材であるから、食物の内容次第で、健康状態は左右される。まず何が正しい食事かを知ることが先決」

そして先生はこの三者のうちでも、食事は体そのものの素材なのだからとりわけ重要な因子だと言っています。

腸は消化したものを吸収するだけではなく、ダイナミックに食物から赤血球をつくっているのです。先生の「自然医学の基礎」(美土里書房)という本にはその事実を裏付けるたくさんの写真やスライドがあります。先生は1960年「消ガン」と「長寿」を目指す自然科学の基礎理論を提唱し、その正当性は17年後の1977年、米国上院「マクガバン・レポート」によって裏付けられたのです。先生は1966年衆議院科学技術振興対策特別委員会「ガン問題」の学術参考人として「肉食発ガン・穀采食防ガン説」を証言しましたが、医学会からもマスコミからも黙殺されました。先生は1970年お茶の水クリニックを創設し、たくさんの末期ガン患者を自然医食で治すことでその証言の正しさを立証してきましたが、幸いなことに16年後の1982年、「全米科学アカデミー勧告」でその説の正しさが立証されました。みなさん自分と家族の命、健康、幸せを守るためにも、健康法の「最も中心的な課題」をしっかりつかみましょう。東京に行く機会がありましたら、水道橋から歩いて5分の先生の「お茶の水クリニック」に行き、そしてすぐ近くのレストラン「ユニオン」で長寿定食(700円)を食べて見てください。我が家自慢のもち米のようにやわらかい玄米よりもっとやわらかい玄米が食べられます。

お役に立つホームページ

インターネットで自分の行きたい場所までの地図と行き方を教えてくれるサービスがあるのを知っていますか?出発点の住所と目的地の住所を入力すると、地図とディレクションが表示されます。お客さんに自宅や会社までの地図と行き方を簡単につくって教えてあげることもできますので、とっても便利です。実は私、先週これを知りました。

http://maps.yahoo.com/vincinity/services.html

地ビール造りに参加しませんか?

7月12日、サウスベイマネージメントセミナー主催で地ビールづくりが企画されています。場所はHermosa BechにあるBREWWORKSというお店です。みんなでワイワイやりながらビールを仕込み、2週間後に瓶詰めと自分で作ったオリジナルのラベルを貼って完成です。7月26日は、ビアーパーティやラベルコンテストを行います。

ご興味のある方,詳しいことを知りたい方は下記にお問い合わせ下さい。s-ueda@earthlink.net skawai@wakao.com yoshikog@earthlink.net

雑貨屋にお問い合わせされてもけっこうです。

編集後記

河合さんのおっしゃるように、何でも遅すぎることはないと思います。思い立ったらすぐに始めたいものですね。雑貨屋はそんなノリで始めましたが、お蔭様で、毎週の編集と発行を楽しみながらやらせてもらっています。

雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net