Zakkaya Weekly No.50

Ryo Onishi 4/27/97 バックナンバー Homepage

昨年末、ワイフといっしょにゴルフをしていたとき、ワイフの失敗スイングを見て、まるで自分を見ているようだと思いました。同時に自分のスイングの欠点に気がつきました。いつまでも上達しないゴルフなんかもう止めてしまおうかと考えていた頃だったので、もう一度、チャレンジしてみようと言う気になりました。そしてそれから、毎週、練習することにしました。でもただドライビングレンジに行って打つだけではありません。MEDICUS というスイングをチェックするクラブで練習したり、本を読んだり(二年前に買ったゴルフの本)、ストレッチ運動をしたり、ビデオをみて良いテンポでうつイメージを頭にインプットしました。本にはこう書いてありました。「理屈は5分で理解できるがそれを体が覚えるには3ヶ月かかる」と。最近は確実に100を切れるようになり、90を切れそうなところまで来ました。そして昨日、ついにあのCYPRESS G.C.(タイガーWOODSのホームコース)で90を切りました。練習の効果が顕れてきたようです。何事も積み重ねが大事ですね。ホント!(R.O)

日本語と否定形(4)

前回は 「般若心経」 だの 「小倉百人一首」 だのと 線香か埃(ホコリ)くさい材料を持ち出しましたので、今度は 最近のものを例題とします。

小室哲哉といえば 今では 日本の歌謡界では 圧倒的な人気で、若者の間では“神様”扱いです。昨年から日本の歌謡ヒットチャートには 毎回、彼のプロデュース作品が上位を占め、また 彼が育てた安室奈美恵、華原朋美やGlobeなどの歌手・グループが人気を独占し、若い日本人の間に アムラー現象まで出現させています。さらに 彼はTetsuya Komuroとして 世界も視野にいれた 大活躍中で、私のような 「旧式のニホンのオジサン」 にとって、彼はとても日本人とは思えません。そして遂に 昨年末には歌謡界の年間最高トップ賞といわれる「レコード大賞」 までも 小室・アムラー(安室)のコンビ曲“Dont wanna cry”が受賞してしまいました。 ところで その「レコード大賞」 受賞曲“Dont wanna cry”の歌詞に どれくらい否定形が使われているか数えてみたくなりました。以下は 歌詞の前半分です。

Dont wanna cry

La la la ・・・

いつの日か Ill be there( x 3times)

Ive gotta find a way, so let me go. Because baby I dont wanna cry.(繰り返し)

そうやって待っていても無駄だって みんなわかってるけどね じゃあ何で待っているのかって 聞かれた時に気がついた 殴り合う事じゃなくて 傷つけられたくない うずくまってガマンしてるのって 痛そうで つらそうで 後がない

今日が終わるたび 胸をなで下ろすなんてやめよう あきらめること 許したら

Helloだって言えなくなるから

どこへでもつづく道がある いつの日か Ill be there( x 3times)

Ive gotta find a way, so let me go. 急いだってしょうがないけど

Because baby I dont wanna cry. 止まってるヒマはない

Ive gotta find a way, so let me go. 行くんだってば もう

Because baby I dont wanna cry.

(以下省略)

このあと 「たしかめあう事ができなくって / 守れなくなるよ / 動けなくなるよ / 届か

ない」 などの否定形が続き、結局 この一曲には 日本語の否定形だけでも10ヶ所(その他 英語の I dont wanna cry_ はタイトル除き9ヶ所)もあり、この歌だけをみれば 一見 「バターくさい」(こんな言葉も今や殆ど「死語」になっていますが)小室哲哉も やっぱり日本人なんだ、と チョット身近に感じたりします。そして この曲を熱狂的に支持する 現代の若者、ギャル達も 決して 「エイリアン」 なんかではなく、少なくとも この点では 日本人の枠の中にちゃんと納まっているのだと知りました。

尤も、数ある小室作品の中から たった一曲だけとりあげて 評論するのは あまりにも 無茶であり、例えば 彼の作品の中でも“超メガヒット”といわれ、昨年だけで 300万枚以上のCDの売り上げ記録を達成したといわれるGlobeの“Departures”(制作・作曲・アレンジBy小室哲哉)では否定形は4個 (同じ言葉の繰り返しがあるので合計では7回)程度で決して多くはありません。

私にとって 対外国人以上に カルチャーギャップを感ずる日本の若い文化ですが、これで結構、在来の日本的発想もちゃんと引きずっている場面もあるのだと 思うと 何か ほのぼのした気分になりました。

河合 将介 skawai@wakao.com

健康の方程式 ”私は今、ガンになってよかったと思っています。” 西尾誠一郎

30代以上の人で3人に1人はガンで死ぬという時代に、上のようなドキッとするようなことを言う人がいます。私の友人の川本佐智子さんです。川本さんのことはEMサロンニュース2号で大西さんが取材して皆さんに紹介しましたし、私も2度ラジオ日本語放送で取り上げました。EMとEMXで大腸ガンを克服した川本さんの体験を現在の活動や心境をうかがいましたのでお伝えします。「私は今、ガンになって良かったと思っています。ガンにならなかったらEMと巡り会うこともありませんでしたし、今も毎日毎日を無駄に過ごしていたでしょう。私は2年前までは何のために生きているのかわからないような生き方をしていました。その頃までは健康にも自信がありましたし、ガンは自分には来ないと思っていました。ところが現実には死はあっと言う間に来たのです。今から2年ちょっと前、便の異常に気づいた私は、すぐ病院で検査してもらったところ、大腸ガンと言われました。大腸を80センチ切り取られました。手術後の抗がん剤で脈拍が高くなり、けいれんから体がまったく言うことを効かなくなってエマージェンシーで入院したり下痢がひどくて脱水症状をおこしたりと、生きた心地がしませんでした。医者に『抗がん剤を止めたらガンが広がって死ぬこともある』と言われましたが、抗がん剤治療を始めて4ヶ月もすると、どうしてもその治療を続けることができなくなりました。自分が死んだら二人の子どもはどうなるのだろうなどと悪いことばかり考えていました。そんな時ラジオの日本語放送で西尾先生がEMを紹介しているのを聞きました。EMやEMXを飲んで免疫力を高め、健康になっている人がいることを知りました。それまで悪いことばかり考えていた私が初めて、もしかしたら私も良くなるかもしれないと思ったのです。とにかく比嘉照夫先生の”地球を救う大変革”を読もうと思って捜していたら、主人がその本を買ってきてくれました。嬉しかったです。その本を読んで私は初めて少し生きる希望が湧いてきました。95年1月の比嘉先生とUCLAのマンドーゴーナム先生の講演は私に大きな希望を与えてくれました。ゴーナム先生がスライドを見せながらEMの働きを説明してくれました。EMによって活性化したナチュラル・キラー細胞がガン細胞を攻撃して死滅させているスライドは私にとって大きな励みとなりました。自分の中にもナチュラル・キラー細胞がいるんだと思うと嬉しくなりました。EMとEMXを飲み続けているうちに私はぐんぐん元気になりました。それからというものは毎日毎日EMからいろんな知識をもらっています。EMによってガンを治してもらった以上、そしてEMのことをいろいろと学んだ以上、今度はいろんな人を少しでも助けることが私の使命だと思います。EMを普及させることが私の一番の大きな希望でその普及活動を通じて友達がぐんぐん増えていることも嬉しく思っています。今、生きていること、生かされていることを心からありがたいと思っています。」

川本さんはこれからの人生をEMとEMXの普及にささげたいといい、実際その通り活動しています。彼女は3月22日の土曜日、ウッドランドヒルのボカシ講習会にEM普及会会員として参加した時、運悪く交通事故に巻き込まれ、ろっ骨にヒビが入りました。でも2日後の月曜日、私のくもん教室にきていつものように英語の勉強をしていきました。彼女は肉体的にも精神的にも本当に強くなり、そしてやさしくなりました。みなさんもEMやEMXを普及する私達の活動に参加しませんか。または医者まかせにしないで自分の健康を自分で守るライフスタイルについて話し合いませんか。

編集後記

何と申し上げたらよいのでしょうか?創刊してから50回も雑貨屋ニュースレターを発行したことになります…・・。それからもうすぐ一周年。うーん、ちょっと感動しています。正直言ってここまで続くとは思ってもいませんでしたので。これは快挙です!読者の皆さんから特に文句もなかったので、送り続けていますが、迷惑ではないですよね?もしそうなら言ってくださいね。別の方法にしますから。皆さんはこの雑貨屋を読んでどう思っているのでしょうか?発行者としてはとても気になるところです。

 

雑貨屋店主 大西良衛ronishi@earthlink.net