Zakkaya Weekly No.48

Ryo Onishi 4/12/97 バックナンバー Homepage

日本から出張でこちらに来た人に聞いたのですが、最近、日本ではつなぎ君という言葉があるそうです。パソコンを買った女の子がインターネットにうまくつなげないので、それができる男友達に頼むそうです。それがつなぎ君です。ちょっと前にアッシー君やらメッシー君という言葉がはやりましたがそれと良く似ていますね。私も結構つなぎ君をやりました。女の子じゃなかったけど・・

前号で4月1日のエイプリルフールにケーブルTVのリモコンの受信部についているデジタル表示時計が一時間早くなっていることを書きました。あのあと、私が会社に出かけた後、元の時間に戻ったようです。きっと、苦情がいっぱいきたのでしょうね。(R.O)

日本語と否定形(2)

最近、私が 目にした日本語の文章で、一見 いかにも日本人離れのようでありながら、実は やはり 日本人の文章だな と感じたものを、以下 ご紹介したいと思います。 これはNHK出版から出ている『日本一、心のこもった恋文』に掲載されている「恋文」 の ひとつです。 少々 押し付けがましいのが 気になりますが、テーマがテーマだけに そこは 若さと 情熱・意気を認め 「よし」 とすれば、この文章に 私は、新しい日本人の前向き・積極的な「心と感性」の一端を見る気がします。

そうよ。私のこと、好きになってみない? そんなに悪い話じゃないと思うわ。そりゃ、あなたが望むような、美しさや細やかさはないけれど、それくらい我慢しなさいよ。私は何も望まないんだから。

そんなに悪い話じゃないはずよ。そりゃ、かわいさやかよわさには欠けるけど、私には度胸があるわ。ほら、何が起こるかわからない世の中だし、いざという時、きっと重宝するわよ。

どう。なかなかいい話でしょ。そりゃ、私、器用じゃないから、一度に多くのこと考えられないし、物忘れもたくさんあるけど、それでも、それでも、あなたのことを一番に思っていてあげる。ずっとおもっていてあげるから。

私のこと、好きになりなさいよ。ね、そうなさい。(福岡県・木戸美穂子さん21歳)

一読した限りでは、 確かに 恐れ入るというか、 堂々たるラブレター(恋文)ですね。私の世代の感覚からすると、空恐ろしくて 逃げ出したくなる程に 自信にあふれた文章のようにみえます。

ところが、こんな モーレツに見える文章でも、しょせんは日本人の書いた 文章であり、否定形(又は消極的表現)が 8ヶ所もあります。(尤も、この文章の場合、否定形に決して負けない 強い肯定形もあり、そこが 現代の若者らしい 力強さを 感じます。特に、最後の一行の『私のこと、好きになりなさいよ。ね、そうなさい。』が もし 『私のこと、好きになれないですか。ね、だめですか。』だったら 折角の それまでの文章が 腰砕けです。)

21世紀は、「心と感性の豊かさ」 が 改めて見直される時代だと思います。そして、その時は、日本の 出番の筈です。出番に備えて 今から「感性と心」をしっかりと持ち続け、さらに 磨いておきたいものです。 (以下、次号へ続く)

河合 将介 skawai@wakao.com

健康の方程式−生きがい・健康・幸せの旅をしてきます 西尾誠一郎

いつもぎりぎりにならないと原稿を書かない私ですが、今回だけは2週間前に仕上がっていました。というのも毎週木曜日、ラジオパシフィックジャパンでEMについて4分間の放送をさせてもらっていますが、その原稿を使うことにしてありました。「ガンになってよかった」という川本さんの記事です。本人の了承も得て、今回は余裕だなと思っていたのに、日本に出発する前夜10時頃、その原稿を捜したら見つかりません。結局、一時間も捜して見つからず、妻に「どうしよう」というと「赤峰さんに会いに行くあなたの想いを書けば」との一言、納得。今ラジオの原稿をこの健康の方程式とで週に二つ、それにゲイトウェイに月に二回「子育てイキイキ」を書いています。今回のようにたいてい締め切り当日にあわてて、でも少し楽しみながら書いています。読者の皆様の率直な感想を寄せてもらえれば、励みになります。私の健康の記事がこれを読む人のライフスタイルを少しでも変えるきっかけになれば幸いです。12日から23日まで日本に行って来ますが、赤峰さんの講演を昨年10月フナイオープン・ザ ワールドで聞きました。「いい野菜を作りたいという一心だけで、独りで学び、畑の中だけで試行錯誤を続け」そして「宇宙に存在するすべてのものは、循環している」ということを自分の作ったニンジンから教えられた人です。その飾らない人柄、その熱意、その行動、彼の話に圧倒されました。友人の高島さんから、赤峰さんの「ニンジンから宇宙へ」(なずな出版部)を借りて読み、彼がいかに真剣に学びそして実践しているかを知りました。栄養のことは少しは勉強してきたので、彼の言っていることが良く分かりました。15日は妻と二人で赤峰さんのなずな庵に泊る予定です。完全無農薬野菜を作るのに、何故EMを使わないのか、自然塩を大いにとりなさいと血圧の高い人にも言っているのかなど、じっくり聞けたらいいなあとも思っています。私の尊敬するマックス・ゲルソン博士は1958年に出版した「ガン食事療法全書」の”はじめに”のところでこう言っています。「一般的な退化病やガンの予防、そしてガンの治療に必要な有機栽培の果物や野菜を入手することは、今後は今までよりなお難しくなりそうであう。現時点の政府の統計によれば、アメリカ国民の6人に1人はガンで死ぬことになるという。国民がすべてガンで死ぬか、それとも自分達の生き方や栄養条件を根本的に変革する知恵・勇気・意志を持つかの、いずれかの道を選択しなければならない時が遠からず来よう。なぜならばガンとは生き方と結びついた現象である からである。…略…今後の世代の未来のために我々は農業と食品保存のやり方を変えねばならぬ局面に現在至っていると、私は思う。そうしない限り、我々は年々、精神障害者のための施設を増設したり、病院が退化病患者であふれるのを目にしなければならなくなる。こういった病人は、病院をいくら拡張しても追いつけない速さで、今、増加している。」今、事態はゲルソン博士が50年前に言った通りに進行していますし、赤峰さんは農業と食品保存のやり方をこう変えなさいと頑張っているのです。では行ってきまーす。

雑貨屋ホームページ

雑貨屋ホームページが最近できたばかりのラジオパシフィックジャパンのホームページにリンクされました。「ロスアンゼルスの情報」ということで紹介されています。

リンクのボタンを押すと雑貨屋のホームページのURLが出てきます。ラジオパシフィックジャパンのURLはwww.rpjla.comです。一度、覗いて見てください。

雑貨屋ホームページの「あまり知られていないL.A.の観光スポット」を模様替えし、記事には写真を載せてあります。

ぜひご覧ください。そしてご意見、ご感想を御寄せください。

http://home.earthlink.net/~ronishi

ronishiの前に~を入れてくださいね。

Computer Marketplaceのお知らせ

4月19日と20日,Pomona Fairplex LA Fairgrounds で開催されます。入場料は$8,パーキング$5

Exit Highway 10 at Faiplex Drive. Go North to McKinley Avenue, Turn right, Turn left on white Avenue to Gate 14.

編集後記

今週号はちょっと早めに出来ました。西尾さんの記事の中にも書かれてますが、西尾さんの原稿がちょっと早めに来たからです。河合さんの場合は私が雑貨屋をEメールで送ると、受け取ったという返事といっしょに原稿が送られてくるので、週の初めには記事が出来ているわけです。ところが最近、河合さんのPCの調子が悪く、Eメールが使えなくなったので、わざわざフロッピーに入れた原稿を持ってきてくださいました。しかも3回分も・・ですから「日本語と否定形」は4回のシリーズになっているということです。

それから次回は西尾さんに日本から記事を送っていただくことになっています。もちろんファックスでです。お楽しみに。

このZakkaya Weekly がWEBで見れます。URLは下記の通りです。

雑貨屋店主 大西良衛ronishi@earthlink.net