雑貨屋Newsletter No.42

大西良衛 3/2/97 バックナンバー Homepage

Eメールで雑貨屋ニュースを受け取っておられる読者の方は、一応パソコンを持っていて、インターネットができる状態にあるわけですよね。みなさんがパソコンをどのように使っておられるのか興味があります。おおよその見当はつくのですが、ちょっと変わった(変わっていなくてもいいですが)使い方をされている方があれば教えていただきたいなあと思っています。差し支えなければ雑貨屋で紹介したいと思いますがいかがでしょうか?

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(9)

3月になりました。今年は年始めに雨が多く、ピクニックに行こうというムードの日が少なかったので、この「L.A. 観光スポット・シリーズ」も今年にはいって中だるみ気味でした。でもそろそろ天気も良くなり 水ぬるむ季節になりましたのでまたこのシリーズの投稿を再開します。気の向いた所があったら、時間を作って ぜひ出かけてみて下さい。

PYRAMID LAKE (及びDept. Of Water Resources)

水資源の乏しいここ南カリフォルニアへ水を供給するために水路を造って水を運ぶAqueduct(上水路)としては、The Colorado River Aqueduct(コロラド川 Lake Havasuを源とし全長242マイル)とか、Los Angeles Aqueduct(Eastern Sierra Nevadaから~L.A.まで)などありますが、何といっても最大規模のものはCalifornia Aqueduct Systemであり、北カリフォルニアLake Orovilleから延々と600マイルも水を運んでくるシステムです。そしてそれらの水はいくつかの貯水湖に入りますが、今回紹介するPyramid Lakeもその一つです。ここはフリーウエイ(#5)のほとりで誰にでも簡単に行ける湖であり、上からの眺め・湖畔の散策ともに素敵で格好のピクニック地です。(但し、冬期間は 湖畔への道路は閉鎖)

また、湖畔へ降りる手前にあるビジターズ・センターの建物には、カリフォルニア州の水資源局(State of California Dept. of Water Resources)による水に関する各種案内・説明・展示・等があり、中でもAqueductシステムに関する説明は わかりやすく工夫されていて一度は訪れてみる価値のある所です。我々が なにげなく当たり前のように 毎日 使用している水は 何処からどのようにして運ばれて来るのか。大変な手間と技術と費用をかけている実態を知ると一滴の水も無駄にできない気持ちになります。水について楽しく学べるところで、子どもの教育のためだけでなく大人の為にもなる所です。

*行き方は 次の通り(Torrance方面よりの場合)

FWY# 405(北上)−FWY# 5と合流、更に 約30マイル北上。

Vista Del Lagoでフリーウエイを降り左折、フリーウエイをくぐって すぐ ビジターズ・センターの駐車場へ。(9:00 Am−5:00 Pm , Gate Open)

全行程(片道、Torranceから) ;約70マイル、約1時間30分

(注);次回の 「観光スポット」は、上記California Aqueductの終着駅であるLake Perrisをご紹介知ます。 河合 将介 skawai@wakao.com

健康の方程式―5歳児の76%に動脈硬化

西尾誠一郎

前回私は総合ビタミン・ミネラル剤をとることを強く奨めました。その5つの理由もある程度納得していただいたかもしれません。しかしまだ多くの方はバランス良く一日30品目ほど食べていれば心配要らないと思っているでしょう。でも事態はそう楽観できるものではありません。その一つの例を紹介しましょう。私は昨年8月31日に丸本淑生氏の「悪い食事・良い食事」という講演を聞き、講演後「新・丸本淑生のスーパーヘルス」(新潮文庫)を買いました。丸本氏の本はそれまでに2冊読み、その考え方、生き方にはとても共鳴するところがありました。そのスーパーヘルスの本の中に「1984年、日本で交通事故によって死亡した5歳児の55人中42名動脈硬化が認められた。北里大学がその解剖所見を発表して世界の医師に衝撃を与えたが、5歳という年齢を考えると食事になにか重大な欠陥があることは明らかだった」(P.84)とありました。私は1982年にアメリカに来ましたから、84年頃には日本の新聞を定期的に読んでいなかったかもしれません。皆さんが世界の医師に衝撃を与えたこのニュースを何かで知っていたら私に教えてくほしいのですが、とにかく私は知りませんでした。その頃、アメリカで動脈硬化の発症に対して有力な仮説が生まれていました。それはコレステロールが動脈硬化の原因ではなくて、酸化したコレステロールが最初のとっかかりをつくるというものでした。つまりフリーラジラジカル(活性酸素もその一つ)によって酸化させられたコレステロールが悪いのだということになります。ですから酸化を防ぐ抗酸化物質群をきちんと毎食とることが大切なのです。坑酸化物質で有名なビタミンE、ビタミンCの働きを見てみましょう。細胞膜は主に脂肪でできています。ですから膜の中には脂溶性であるビタミンEがもぐりこんでいます。水溶性のビタミンCはその外の血液や体液の中にひそんでいます。フリーラジカルは一つ一つの細胞を一日に約1000回も攻撃するのです。そのフリーラジカルをまずビタミンEがつかまえ、中和するのです。残念なことにビタミンEもそれと同時に死んでしまうのです。ところがビタミンCがビタミンEを生き返らせ、再び活性を与えてくれるのです。水と油の中にいるビタミンCとビタミンEがどう出会うのか思っていましたら、丸本氏はビタミンが細胞膜の外へ顔だけ出していて、それにビタミンCがちょーんとさわる図を書いて説明してくれました。そしてそのことを実験的に証明したのがこの二木鋭雄博士なのです。ですからビタミン剤を単品でとることはおすすめできません。酸化のストレスから体を守るために政府の勧告量は非常に少なすぎるという医師がいます。フリーラジカルの研究で世界的な権威のオーストラリアのエステバウワー博士はビタミンE100mg前後を奨めます。ビタミンCについて、アメリカでは60mgですが博士はその5倍を奨めています。5歳児の76%に動脈硬化という時代にビタミンとミネラルのチームプレイを大切にする食事、24時間抗酸化食品で守られるライフスタイルを真剣に検討してほしいと思うのです。

花便り

L.A.で桜を眺めて、日本の春を思い出して見ませんか?

South Coast Botanic Gardenでは、今、桜が満開です。

日本の桜とは、少し趣が違いますが、カルフォルニア風情の桜が、約100本程、春を告げています。これらの桜は、ピンク、クラウドと言って、アメリカン二世です。ハンテイントン、ガーデンで、台湾と日本の桜が自然に交配されたものです。ここに植えてから、約8年が経ちます。おおぶりの花びらを両手一杯に集めて、L.Aの春を満喫して下さい。

開園時間9時から4時半、毎日開園、料金は5ドルです。住所26300 Crenshaw Blvd.

夢美代子

誰かいっしょに俳句を作ってみませんか?

オーイ!誰か俳句を一緒にひねってみようという人はいないの?誰か教えて頂戴よ、

俳句の作り方!という訳で今のところ孤軍奮闘している三本松ですが、またまた性懲りもなく俳句同人誌「鷹」に投句してしまいました。以下御笑覧
下さい。

 

春の野に野草の華や競ひける

下萌えに足踏み入るるをためらひぬ

襟を立て友帰り行く春時雨

春雨や一厘程の暖かさ

蛇穴をい出しばかりか枝の如

海原に立ちて故国の春しのぶ

一緒に俳句でもひねってみようという方は是非メールを下さい。三本松誠

ゴルフ場のご紹介

土曜日にゴルフをしたんですが、コースもクラブハウスとてもきれいなゴルフ場でしたのでご紹介します。

Menifee Lakes Country Club

29875 Menifee Lakes Dr.Menifee, CA. 92584

(909)672-3090

雪を頂いた山が池に映って、とても素晴らしい景色でした。3つのコースがあり、どのコースも池がありますのでボールは多めに用意した方がいいかも知れません。トーランスから約1時間10分なのでそんなに悪くありません。どうやって行くかって?私、後部座席でしゃべっていたので…。電話して確かめてください。(R.O)

編集後記

三月になると、なんとなく春を感じますね。ロス以外の読者は「ロスなんて年中、常春、常夏じゃないの」と言われそうですが、感じますよね。

雑貨屋店主 大西良衛ronishi@earthlink.net