雑貨屋News letter No.35

大西良衛 1/12/97 バックナンバー Homepage

インターネットで電話できるネットミーティングって知ってますか?何、知らないんですか?もうだいぶ世の中から、取り残されていますよ。(というのは冗談ですが)タダで電話ができるんです、世界中どことでも。先日、試しにやってみたんです。うまく行きまして日本、香港、ブラジル、カナダそれにマレーシアにいる日本人と通信ができました。マイクがあれば電話みたいに話ができますし、マイクがなくてもチャット、つまり文面で話ができるんです(リアルタイムで)。おまけに通信中にEメールも送れるんです。日本の方に雑貨屋ニュースレターのことを話したら、送ってほしいと言うので、その場でEメールしたらすぐに先方に届き、驚きました。私がトロントにいたころにアマチュア無線をやってたんですが、あれがインターネット上でしかもライセンスなしでいつでもできるんです。世界が身近に感じられましたね。日本にいる息子と試してみようと思っています。読者の皆さんも試してみてはいかがですか?やり方が分からない方、雑貨屋に問い合わせてください。お教えします。

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(8)

LEO CARRILLO STATE BEACH

.C.H.(Pacific Coast Hwy.)を北に行き、L.A.カウンティの最後の海岸(その先はベンチュラ・カウンティ)がLeo Carrillo海岸で、State Parkの一部がState Beachとなっています。

State Parkとしては、山側に広いキャンピング・グランドもあります。今回ここでご紹介する Leo Carrillo State Beach は、State Park内の海岸部分です。広くきれいな海岸で砂浜・岩場共にあり、家族揃っての楽しいピクニックにも、また気の合った人と静かに語り合う場所としても、更には 一人だけで一日、海を見に行く所としても、もってこいの所だと思います。昨年の秋 我々夫婦がここを訪れた時、岩場の窪みを利用して 多分プロのカメラマンによるものと思われる 本格的な水着モデルの撮影風景に出会いました。

一般的に言えば、海は夏に行く所でしょうが、今頃の冬の季節の海岸も決して捨てたものではありません。特に、ここL.A.近郊は 冬といってもこの程度ですから、むしろ人の殆どいない分だけ静かで、大きな景色を 「貸し切り・一人占め」 する贅沢を味わう事さえ可能です。冬の休日の一日、広い砂浜か又は海に突き出た大きな岩に腰を下ろし「誰もいない海」 と対峙する―― 海は広くて、大きくて、そして力強くて、何もかも包み込んでくれます。普段感じない何か新鮮な価値観に巡り合えます。(「脳内革命」 の春山先生流に言えば、右脳から脳内モルヒネが溢れ出し、心身共にリフレッシュして活力が湧いてきます)。ただ冬の海(海岸)は 晴れた日に限る、というのが私の持論です。どんより曇った薄暗い海は、なんともやりきれぬ陰うつな気持ちになり、「マイナスの価値観と鉢合わせ」 なんてことになりかねません。(ただし、これは私の独断で、人それぞれ違うでしょう)

海岸には案内所(Information Center;海岸の地面に大きな鯨の絵がかいてある横のコンテナーハウス)もあり、資料も手に入れる事が出来ます。(冬期間は閉鎖)

行き方は次の通り(Torrance方面 よりの場合)

FWY#405(北)−#10(西)−サンタモニカ終点からそのまま海岸沿いにP.C.H.を北上。途中,Malibu?Zuma Beach?El Matador State Beach?La Piedra State Beach?El Pescador State Beach等を通過。

サンタモニカから約50マイル、Leo Carrillo State Beachに着く。(駐車場は道路の右側―山側―の道へ入る。但し有料。1ー2時間滞在するだけならP.C.H.道路わきに駐車すればよいと思います。

全行程 (片道、Torranceから);約50マイル、約1時間20分

河合 将介 skawai@wakao.com

健康の方程式 「我々は馬鹿だった(ケネディ)」西尾誠一郎さん

マクガバン・レポートが「ガン、心臓病、脳卒中などアメリカの六大死因となっている病気は、現代の間違った食生活が原因となって起こる“食源病”である」との結論を発表したのは、1977年のことでした。マクガバン・レポートの持つ意義と価値は、20年経った今日でも日本ではまだ十分に理解され活用されているとは言えません。今回は栄養委員会が集めたたくさんの証言の中から、イギリス人のトロウェル博士の証言を紹介します。

便秘、盲腸炎、痔、大腸ガン、肥満、糖尿病、心臓病、胆石、痛風、脳卒中、高血圧、悪性貧血、乳ガン

この表の中にある病気について、少なくとも今まであなたは人間なら誰でもかかるものと思って来たのではないでしょうか。しかし1930年からの60年までイギリス政府に派遣されて、アフリカ諸国の病院で顧問医師を努めたトロウェル博士は、アメリカ上院でこう証言しました。「先進国ではごく普通の病気になっているが、在勤中のアフリカ諸国にこんな病気はほとんどなかった」博士はその理由が人種的な体質の違いではなく、食生活の違いによることを、豊富な実例によって説明しました。「アフリカの黒人を雇用してイギリス軍にいれる。するとイギリス的な病気(つまり表にあるような病気)にちゃんとなる」「1970年代になってかっての任地アフリカを再び訪ねた。すると大都市には大きな糖尿病の専門病院まで建っていて、街には肥満体の黒人の姿も多かった」つまり1960年頃までこれらの病気がほとんどなかったアフリカでも、西洋文明と接触する大都市から食事の西洋化が起こり、かってなかった病気がどんどん出てくるようになったと言うわけです。私は大学生の時、盲腸の手術を受けましたが、博士は盲腸について次のように証言しました。「盲腸炎という病名が医学の中に登場したのは1886年で、それまでこんな病気はなかった。そしてそれは、小麦粉をふるうふるいの目が細かくなった頃と一致する。工業技術が進歩して、その頃に目の細かいふるい

が作られるようになった」目の細かいふるいだと製粉カスのフスマもたくさんすくいとられ、小麦粉はそれだけで白くなります。しかし、フスマに多く含まれる繊維分を減らすことにもなりました。そして腸の働きを良くする繊維が少なくなったため、腸の働きの悪さが原因でおきる病気の一つ、盲腸炎が、ニューフェースとして登場したわけです。今世紀初め、ロンドンのある大病院で手術する盲腸炎患者は年間5人くらいだったそうです。それが博士が上院で証言する70年代には1000人を超え、200倍以上になってしまいました。トロウェル博士の証言中、議員達も傍聴席も騒然となったそうです。ケネディ議員などは博士の証言の途中に割って入り、驚きを込めて次のように言ったと議事録にあります。「我々は馬鹿だった」我々は進んだ先進国で言い食事をしていると思っていた。食事のことはアフリカの黒人に学ばなければならない」(今村光一著“今の食生活では早死にする”より)

今村氏は次のことを読者に伝えたかったのです。

健康的な食事なら、人間は本来病気などなるものではないこと。

裏返して言えば、不健康な食事は病気を起こすもとであること。

かって健康だったアフリカに、今では西洋風な病気が頻発するようになったが、それとまったく同じ現象が日本でも起きていること。そしてそれはアフリカの黒人を襲ったのと同じように、食事の欧米化の波が原因だったこと。

日本の子供たちの現状について、そのうちお伝えしましょう。

EM普及会からEMボカシづくり講習会のお知らせ

EMボカシづくり講習会が開催されますので、ご興味のある方は参加されたらいかがでしょうか?

日程と場所は次の通りです。参加ご希望の方は雑貨屋にご連絡ください。

1月19日(日)竹内さんのお宅の庭で開催します。

20161 Imperial Cove Lane, Huntington Beach

Tel(714)964-9373 13時〜16時

当日はUTB(TV)が取材にくるそうです。

1月26日(日)Gardena市の東西学園で開催します。

14時〜16時 16110 La Salle Ave. Gardena

2月2日(日)Sai Y,Inc.で開催します。

4211 Redondo Beach Blvd.,Lawndale (310)214-0611

13時〜14 時

こんな本はいかがですか?ミュータントメッセージ

何も持たずに生まれ、何も持たずに死ぬ。オーストラリアのアボリジニ(真実の人)族と共に旅した120日間。灼熱の大地で、目撃した最高に豊かな人生、人類五万年の知恵を伝える。全米ベストセラー作品の邦訳。著者のアメリカ人女性MARLO MORGANはアメリカで長年ヘルスワーカーの仕事を経験。91年にこの本を自費出版し、仕事を止めた後は講演活動を行なっている。ミュータントメッセージは小沢瑞穂 訳で角川書店から 1200円

編集後記

雨の日曜日はどう過ごされましたか?ゴルフの好きな方、PGA TOURのホームページを紹介します。www.pgatour.comです。皆さんからのご意見、ご要望、ご投稿をお待ちしています。

雑貨屋店主 大西良衛rnishi@earthlink.net