Zakkaya Weekly No.215

Ryo Onishi      6/27/2000

雑貨屋のひとり言

日 本 滞 在 レ ポ ー ト(その1)

さくらの独り言

川 柳 & コ ン ト

 

健康のお話

一口コラム

編集後記

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雑貨屋のひとり言

■にぎやかだった選挙運動の声もなくなりほっとしますね。日曜日、ちゃんと家族4人で選挙しに行ってきました。家族四人で行ったからかどうかわかりませんが、身分証明書を見せろとは言わないんですね。あれだったら誰が行っても選挙できるじゃないのと思ってしまいました。

■先週は水曜日にサウスベイの中野さん、そして土曜日は久しぶりにさくらさんに会いました。高島さんもいっしょでした。うれしい出会い、元気の出る話、仲間っていいですねー。(R.O.)

日 本 滞 在 レ ポ ー ト(その1)

 5月12日から6月5日まで日本へ行ってきました。今回も日本で多くの知人、友人の皆さんに暖かく迎えていただき、有意義な日々を過ごすことが出来、皆さんに感謝の気持でいっぱいです。

 先日、私がレギュラー出演している、当地ロサンゼルスの日本語ラジオ放送(ラジオ・パシフィック・ジャパン)で私の「日本みやげ話」をキャスターの東 繁春さんを相手に語ってきました。

 以下はその対談の内容を録音テープから再現したものです。(一部修正及び削除したところがあります)【6月11日放送分】

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(東):今までこの番組でね、「ルート66」の話をしていただいた河合さん ― ガーディナにお住まいの河合将介さんが1ヶ月程、日本に旅行されていまして、数日前に帰ってこられたんです。 河合さん、お帰りなさい。

河合さんは、今回の日本行きはビジネスの為ではなく、ただの旅行ということですよね。

(河):えゝ、私はですね、一昨々年に駐在員という立場から離れて、定年で職を退いたものですから、ビジネスの第一線にはおりません。従って、ビジネスで行った訳ではありません。

(東):梅雨にかかりませんでしたか?

(河):はい、今回は5月の12日から6月の5日迄でしたので、ちょうど梅雨の前の期間で、お天気には恵まれました。そしてとても有意義に過ごして参りました。

(東):で、日本はどこへ行ってらしたのですか?

(河):私の行き先は東京 ―― 東京というのは、私の生まれ育ったところで ―― それからあとはですね、私が元いた会社の実質本社が長野県の諏訪市にございまして、ここには就職先の人脈とか、それから実は私の妻はそちらの人間ですし、それから私自身もですね、その諏訪市に自宅を持っております。そう言ったことで、東京と長野県の二つを中心に廻ってきました。

長野(諏訪)では、旧の職場の人達が集まってくれたり、それから、いろいろな所へドライブで連れて行ってもらったりしました。

例えば、長野県の更埴(こうしょく)市だと思うんですが、「県立信濃歴史館」というのが数年前にオープンしまして ・・・・

(東):「コウショクシ」ってどういう意味ですか?

(河):「更埴市(こうしょくし)」というのは都市の名前です。

(東):あゝ、「更埴市」ね。

(河):そうなんです。そこに数年前に「信濃歴史館」というのが出来まして、これは信州の歴史を勉強するにはいい所なんです。そこへ行ったり、また、ちょうど季節が良かったものですから、松本から新穂高のロープウエイとか、乗鞍スカイラインとか連れて行ってもらいました。

また、変った所では、諏訪の近くに富士見高原という所があるんですが、ここには「蕎麦(そば)打ち」の体験をさせてくれる場所があって、―― 信州蕎麦ですよね。ここへも友人達に案内してもらいました。

(東):へえー、自分で蕎麦を打つんですか?

(河):そうなんですよ。

(東):どのへんからやるんですか。そば粉をこねる所からやるんですか?

(河):そうですよ。2:8(にはち)蕎麦ですから、まず、そば粉を8割と普通の粉を2割ね、その粉を混ぜて水を入れてこねるところからやるんです。もちろん、傍にインストラクターと言うか、地元のお年寄りの方がいて教えてくれるんです。蕎麦を打って、切って、そして茹でるんです。

ということで、ただ、信州蕎麦を食べるだけでなく、蕎麦作りの体験もさせてもらえるので、多分東京など都会の若い人達が喜ぶんでしょうね。

(東):ここは予約なしで行けるんですか?

(河):予約なしでもいいんでしょうね。少なくとも私達は予約なしで行きました。私達にとっては、そこは、地元ですし・・ それとも友人達が事前に予約しておいてくれたのかな?

 それから東京では兄姉たちと会ってきましたし、それから、中学時代の友人 ―― という事はもう50年も前からの友人ですが ―― が、今回は私を下呂温泉まで車で連れて行ってくれましたし、温泉に入って、山菜料理を味わい、いろいろ良い思いをさせてもらいました。

また、その他、最近はインターネットや E-Mail を通じての友人が多くなりまして、これらの友人と会ってきたり・・ その中には E-Mail 上でのお付き合いでしたので、今回、初めてお互い顔を合わせたという場面もありました。

確か以前、この番組でもご紹介した 『ネコでもできるE メールの始め方』の著者の内山さんにも初めてお会いしてきました。

(東):あゝ、あの本は結構売れているようですね。

(河):えゝ、あれから再版、再版だそうで、売れているそうです。著者の先生にはだいぶ印税が入っているんじゃあないですかね。

(東):面白いですよね、インターネットや E-Mail を通じて知り合いになるなんてね。

――― 以下、次号に続く ―――

河合将介( skawai@earthlink.net )

さくらの独り言 ゴルフ珍話その2 『心理ゲーム』

ミケルソンを振り切り、大会2度目の優勝を劇的に飾ったペイン・スチュワート。1999年全米オープン戦での事だった。興奮冷めやらぬ彼の言葉が強く印象に残っている。その記者会見を想い起こす度、どのレベルのゴルフにも「心理ゲーム」があるのだと深くうなずく。

『自分を信じる事を神に感謝する。神を信じる気持ちがなかったら、この勝利はありえない。いいショットもあった。いいパットもひどいチップもあった。でも信じ通した。昨夜、妻からパットの時、頭が動いているといわれ、その事を、16、18番では特に気をつけた。』これはその記者会見で今も私の心に残るスチュワートの言葉だ。“力まない、頭を上げない、自身を持つ”事。これまたプロもド素人にも問われるゲームのKeyである。理由の見つからないスランプの糸口は、とかく初歩的な事、頭か足か手、もしくは自分の心であろう。

ゴルフにはその人がよく出ると、最近気がついた。ティータイム、ギリギリにしか来ない人、人の好プレイに不機嫌になる人、OKと言われる前にボールを取り上げる人、ボールを捜す時、実存地を必ず他人のボールは手前に、自分のボールは遠方だと信じて違う場所を捜す人、あれやこれやを指導したがる人、等々。

逆にまた、危険とルールを守る事を第一として楽しくプレイする人、他人の好プレイを喜んでくれる人、周りの景色を美しいと感じさせてくれる人、寄せを寄席にしてくれる人、そして一緒にまたやりたいと思わせてくれる人、等々。いずれの場合もスチュワートの言葉、そのKeyが香る様な気がする。

何事も「自己との戦いと努力」、ゴルフも例外ではない。遠くに飛ばそうと欲を出し、チョロをする。ボールの誘惑に負け、頭を上げてポカをする。「自分を捨てずして自分を捨てる」事の試みは、自然(砂、水、林)での修業を強いられる。みじめではずかしい自分のプレイを嘆きつつも止められない。緊張と解放、集中と無力、計算と無欲、これら相反するもののバランス、これこそ心理ゲーム、ゴルフの隠し味だと思う。いつもお笑いゴルフの私だが笑いと共に隠し味(心理ゲーム)をも楽しんでいる。早く上手になりたいがまだまだ下手くそプレイヤーの独り言。

sakuratsubomi@earthlink.net)                                                              

川 柳 & コ ン ト (東京・成近)

( 川 柳 )

Uターン禁止この坂登らねば

子等巣立ち仕事の虫に出る疲れ

60余年愚直に生きた力瘤

孫の来る日は良寛になる夫

賞罰欄の白に自賛の汗の染み

( コ ン ト )

「あやかりたい」

タイガーウッズ゛大勝   トルシェ監督留任

      −森総裁        −森首相      

「また問題発言」

森さんは寝ててくれればいい −野中幹事長

「自動販売機」

ちえっ ! ニセ煙草が出てきた −ニセ五百円貨

(東京・成近) E-mail kawaiai@mx2.ttcn.ne.jp

マキちゃんの健康のお話 −

−選挙運動は含まれません..のお話し−

雑貨屋をご愛読されている皆さんは、多分、特にこれから夏に向けてなんらかのカタチで運動をされている、又はされる予定と思いますが、その中でも良い運動、悪い運動があるっていう事、ご存知でしたかーっ?

それは、以前(何号だったか忘れましたが..)に述べた『活性酸素』をつくっちゃう運動。

有酸素運動は脂肪を燃焼させ、ぜい肉の無い身体をつくってくれるのは以前にも述べましたが、その有酸素運動で取り入れた酸素の約2%が『活性酸素』に変化します。

これが身体の老化のもとになっちゃうので、スポーツ選手は老けるのが早いとまで言われているそう..。

ですから運動をしていても激しい運動は逆効果になりかねませんねぇー。

ジョギングするんだったらゆっくりと、歩いているかのスピードで、疲れたら休みましょう・・これが肝心。

ある程度運動したところで休めば、『活性酸素』を処理する抗酸化物質の、[スーパーオキシドジスムターゼ]が、発生した『活性酸素』を処理してくれちゃいます。

逆に、休むことなく無理して運動を続けると、『活性酸素』を自ら増やす、って事になりますよぉー。

やっぱり何事も適度な休息が必要です。

それでも激しい運動を続けると、骨格筋を痛めちゃうだけではなく、LDLというコレステロールの酸化を早めて、老化を促進、あげくはガンの発生を促進する可能性も…恐ろしい…。

そもそもは自分の身体の為の運動なのだから無理なく適度な運動が一番ですねっ。

そういう僕も性格からか、実は、なにをやってもグングン加速がついて限界までやってしまいます。

運動もヘトヘトになるまで、食事も破裂寸前まで、お酒も・・、あー、長生きしませんね、こんなんじゃ・・。

mail@makita1.com

一口コラム

「コント、読み違い??」

(その49)禁 融 会 社 ロ ス 死 店

  アメリカ大手禁融会社のロス死店で、このたび日本語による「ファイナンシャル・プランニング・セミナー」を開催いたします。参加費は「無量」です。ふるってご参加ください。  

 「禁融会社のロス死店」では、まず資金の手配は無理でしょうね。それにしても参加費が「無量」では、こちらが先に破産してしまいます。

 ―― 羅府の庄助さん ――

編集後記

蒸し暑いですねー。とくに雨が降る前のどんよりした日は。温度はまだそんなにたいしたことはないですがこのべちゃーっとした、あの感じがいやですねー。

でもこれが日本の梅雨、傘とハンカチが手放せません。

下記のURLで雑貨屋をご覧いただけます。

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バックナンバーは下記でご覧いただけますのでどうぞ。

http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.215

雑貨屋 店主 大西良衛 zakkaya@news.email.ne.jp