Zakkaya Weekly No.206

Ryo Onishi      4/24/2000

雑貨屋のひとり言

L.A. 観光スポット

さくらの独り言

川 柳 & コ ン ト

健康のお話

一口コラム

編集後記

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雑貨屋のひとり言

地元の阪神タイガースとブルーウェーブオリックスがプロ野球を盛り立てています。阪神ファンは昨年のことがあるので過度のはしゃぎ方はしていません。それにしても8連勝はすごいですね。

週末は朝早く起きてゴルフの打ちっぱなしに行きます。8時半までに入ると、練習場の入場料(何でそんなものが要るのかよくわからないのですが)がタダだし、道路も空いていて運転もしやすい、なによりも一日が有効に使えるメリットがあります。

私と同じことを考えている人が多いらしく、練習場は熱心なゴルファーでいつも一杯です。日本にもたくさんのゴルファーがいると感心している次第です。

なにはともあれ、私のチャレンジと楽しみの一つとして日本でもゴルフを続けていきたいと思っています。(R.O.)

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(69)

Pacific Asia Museum

 ロスアンゼルス最古のフリーウエイ、Pasadena Freeway(FWY#110)の終点であるパサデナ市はロサンゼルス近郊では、古い歴史を持つ優雅で美しい街と言われています。

 この街には、「ノートン・サイモン美術館」や「ローズボール」などワールド・クラスのものがあり、また豪華なホテル、洒落たレストラン、アンティークやブティック・ショップなど趣のある各種の店が並んでいると同時に、オフィス・ビルも林立し、訪れる人を楽しませてくれます。

 そのパサデナの中でひときわ優雅にそびえ、ヨーロッパの寺院を彷彿とさせる市庁舎の建物の裏近くにある中国宮殿風の建物が 「パシフィック・アジア・ミュージアム」です。

 ここにはアジアならびに太平洋地域の 17,000点におよぶアートや文化財が集められ、その一部が展示されています。仏像、陶器、絵画、織物、それに翡翠(ひすい)や象牙を使った精巧な置き物など、どれも見学者を魅了するものばかりです。

 屋外にはそれほど広くはありませんが、中国風の庭園(中庭)もあります。そこには鯉のいる池、岩庭、古代中国の置き物や彫像などが配置されており、エレガントな庭の散策も楽しめます。2階にはライブラリー(図書館)もあり、アジア・パシフィック地域に関する研究者のために役立っています。

 ミュージアム・ストアー(売店)には、パシフィック・アジア地域の品物が販売されており、日本のものでは、着物、羽子板、こけし、甲冑(飾り用)、南部鉄やかん、日本人形、茶筅ほか茶道具、書道具(硯、墨、筆ほか)、営業用前掛け、陶器類などが所狭しと並べてあり、私達日本人にとっては懐かしく、思わず手にとってみたくなります。

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行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)

(1)FWY #110を北へ。 L.A. ダウンタウンを通り越し、パサデナでFWY#110は終わり、道はArroyo Parkwayと名前を変える。

(2)Arroyo Parkwayになってから、そのまま北へ1.3マイル進み、Colorado Blvd.を右折(東へ)する。

(3)Colorado Blvd.を東へ0.5マイル進み、Los Robles Ave.を左折(北へ)すればすぐ道路の右側に中国風の建物があり、これが目的のミュージアムです。(専用無料駐車場あり)

(4)ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約25マイル、ドライブ約45分。

河合将介( skawai@earthlink.net )

さくらの独り言 「モ モ」

サマータイムからウィンタータイムへ、ウインタータイムからサマータイムへと変更される度、自分が持っている時計の数の多さに驚く。それに加えどれも同じ時刻を示していないこと、従って果たしてどれが正しい時刻なのかも不明であることを知る。昨年だったか店主大西さんが「雑貨屋の独り言」欄でも同じ事を述べていたことを思い出す。毎年こうして1時間ずつ減ったり増えたりする貯金の様な時間に、思い出すふたつの物語がある。

その一つは、中條さんが送ってくれた「ある銀行」の物語だ。それは、この銀行に全ての人が口座を持ち、毎朝誰かがその口座に振り込んでくれる。しかし同時にその日に使いきれなかった残高は消されてしまう、つまり繰越が許されないというものだ。このなにびとへも等しく振込まれるもの、それは86,400秒という時間。過去に遡ることは不可能で、自分に与えられた「預金」の中から「今」を生きること、健康や幸せ、成功のために最大限の投資をすことを述べている。この物語の中で私が好きだった箇所を以下に抜粋してみた。

『1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。1カ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。1分の価値を理解するには、電車を丁度乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。1秒の価値を理解するには、たった今事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。10分1の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終ってしまった人に聞いてみるといいでしょう。』この部分に、何げなく使っている貯金の価値を再認識させられる。

もう一つの物語、それはミヒャエル・エンデが書いた「モモ」だ(日本語:大島かおり訳などがある)。これは『時間泥棒と、盗まれた時間を人間に取り返してくれた女の子の不思議な物語』である。ここでこの物語の概要を伝えるのはやめることにする。それは、あなた自身にこの物語を読んで欲しいから。ついでに違うことまで思いだし「日本の美味しい桃を食べたいなあ」とは、さくらの独り言だけかしら?!

sakuratsubomi@earthlink.net)                                                              

川 柳 & コ ン ト (東京・成近)

( 川 柳 )

自惚れの不満二軍を抜けられず

大部屋で賞味期限の切れた夢

ボロ市で見つけた遠い日の私

さば読んだ齢それなりの薄化粧

勲章と昔話をして一人

( コ ン ト )

 「熊本にも女性知事誕生」

福岡でなくてよかった     −日本相撲協会

   「産休一週間で復帰」

スピードが身上です     −橋本聖子議員

   「サザエさん切手発売」

姉さん ちゃんと届けてよ  −カツオ・ワカメ

(東京・成近) E-mail kawaiai@mx2.ttcn.ne.jp

健康のお話 知ればナットウ食う。のお話し−

日本唯一じゃぁないのかな?っていう日本代表食、『納豆』。

好きな人はダーイ好き、嫌いな人はダッ、ダッ、ダッ、ダーイッキライ!と、好き嫌いがこれほどハッキリしている食べ物も少ないですねぇ。

ところが、ただ単に身体に良いというだけじゃぁ無かったんですなっ、これが。

なんと、この『納豆』、心筋梗塞や脳溢血なんかの原因をつくる、血栓(血の固まり)を溶かしてしまう作用もあるんです。

これは1982年、須見弘之教授によって発見されました。

もう少し細かく言えば、『納豆』の、あのネバネバした糸状のもの(ナットウキナ−ゼ)が作用するのだそうで、強力な血栓溶解酵素が含まれているんですってー。

じゃぁ、その『納豆』、いつ食べるのが効果的なのー? なんですがーっ、実は、朝ではなく、夕食時。

血栓は夜中から朝にかけてできやすく、ナットウキナ−ゼの血栓溶解作用は納豆1パックで、約8時間くらいあるので朝食べてもせっかくの効能は期待できないのでーす。朝晩食べるのが一番。

しかもー、ナットウキナーゼは熱に弱いので、「アツアツご飯に納豆ぶっかけてーっ」っていうのも効果薄。

少しご飯を冷ましてからにしましょう!

『納豆』を食べている時、電話があると困りますねぇ。

『納豆』を食べたときのあの独特のしゃべりで、絶対相手にばれてる。

そういえば、『納豆』って、関西の方々には、特に嫌われていますが、大西さん、いかがですかぁ−?

makita@ginga.net

(我が家はみんな納豆大好きデース!R.O.)

一口コラム

「コント、読み違い??」

(その40)遊 す 

  親しんだ学園から、もうすぐ卒業です。残された期間、悔いを残さぬよう“遊意義”に過ごしたいと思います。

 彼は“遊秀(優秀)”な若者だから、“遊人(友人)”との“遊情(友情)”や“遊交(友好)”を“遊先(優先)”させ、“遊モア(ユーモア)”センス溢れた“遊雅(優雅)”な毎日を過ごす事でしょう。

―― 羅府の庄助さん ――

編集後記

雑貨屋発行が以前のペースに戻ってきました。

投稿者の皆さんのお陰です。感謝!

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Zakkaya Weekly No.206

雑貨屋 店主 大西良衛 zakkaya@news.email.ne.jp