電車の中の広告で知ったのですが、日本では３８日に一回の割合で震度５以上の地震が発生しているそうですね。５年前の１月１７日、阪神淡路大震災が起こった神戸の街は通勤電車の窓から見ていると、もうすっかり復興したように見えます。でも建物や道路は復興しても生活面で復興していない人もまだ結構いるようです。

最近続けて愉しい友人に会いました。トロント時代からの友人である向井さん、サウスベイから北野さん、中野さん、そして大阪に住んでいる高島さん。愉しーい話をすることができました。

愉しい仲間はいっしょにいるだけでホッとしますね。（R.O.）

　当地ロサンゼルス日系社会の重鎮である金井紀年氏（共同貿易＜株＞社長）のビジネス及び人生哲学を記述した本『正攻法の着想』（市川 隆著、三五館）が一昨々年（1997年）刊行され、私もその時、出版記念パーティに出席させてもらいました。

　金井氏は南カリフォルニアでは良く知られたリーダーの一人であり、特に日系社会では南カリフォルニア日本商工会議所会頭その他要職を歴任、またPANA（汎アメリカン日系協会）北米会長ほか長年にわたって地域と日系人の為に貢献をされている人です。

　氏は、まだアメリカに本格的な日本食のなかった30年以上も前からアメリカに日本食を普及させるために努力し、そしてアメリカ全土に本格的な寿司と寿司屋を根付かせた功労者です。金井氏こそ今日のアメリカにおける日本食ブームの産みの親であり、同時に育ての親の主要な一人であると言っても過言ではないでしょう。

　『正攻法の着想』には金井氏が第二次大戦中から戦後にかけて体験した壮烈な人生ドラマからその後アメリカに渡って日本食を普及させて行く過程があるページではドラマティックに、そしてまたあるページでは淡々と述べられています。

　金井氏の発想で興味を引かれるのは、アメリカに日本食を売り込むにあたって「本格的な日本食」にこだわっているところです。

　通常の場合、アメリカという市場でビジネスをするのならまず現地の人々（アメリカ人）をターゲットに選びます。なぜならアメリカ人をターゲットにすれば相手は2億人以上もいます。日本人、日系人はその数は知れていて比較になりません。仮に日本食を扱うとしても、アメリカ人向きにアレンジした日本食とした方が有利な筈です。

　ところが、金井氏は強硬に「本格的な日本食」にこだわるのです。ここに金井氏の「信念」が入ります。すなわち、日本食とは日本文化そのものなのだ。日本文化は世界に誇れる文化なのだ。アメリカに日本文化の良さを理解してもらうためには「ほんもの」でなければならぬ・・。

　そして、とうとう日本食文化をここまでアメリカに植え付けてしまったのです。これは「ビジネスの現地化」という観点からみれば、大きなマーケットより小さなマーケットをターゲットにするという、まさに「逆転の着想」です。

　日本文化に絶対の誇りを持ち、短期の利益や稼ぎでなく、消費者の動向・ニーズをふまえた上で、常識にとらわれないビジネスを展開する金井氏は、この「逆転の着想」を「正攻法の着想」と名付けているのです。

　「逆転の着想」を「正攻法の着想」と敢えて呼ぶ金井氏に計り知れない奥の深さを感じます。　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「組となる相手」と今や国語辞典に記され、外来語となってしまった英語の「パートナー（Partner)」を、貴方はどの様に使っているだろうか？。ゴルフの際「今日は良きパートナーに恵まれて」とか、家族紹介の時に「私のパートナー（妻もしくは夫）は」とか、仕事の場で「私のパートナー（プロジェクトを共に組む相手）は」とか、またはアメリカ式に「我が社のパートナー（経営者・出資者）は」という具合に。どの意味で使っていようと、本質的に自分がパートナーであるか、もしくは自分にパートナーがいるかどうかがKeyだと思う。

もともとラテン語で”Part”（全体を構成する一部分や役割）に位置する語に属し、同等な役割を分け会う仲間という関係の意味を持つこの英語”Partner”　は、組合経営者、仲間、協力者そして相棒という意味で使用されている。更にその語源を探ると、Impart（giveに近い意味の分け与える、伝授する）、Repartee（Conversation：当意即妙の応答、巧妙な即答の才＝あうんの呼吸）、Portion（Part：部分）、Proportion(調和、割合）、Pair（対、一組）、Par（標準）、Peer（対等者）等だそうだ。これらの語源から「パートナー」の関係は「信頼」を絆に存在するものであることが解る。

ここ米国における弁護士、会計士、そして医師等の集団・組合経営会社の多くは、アシスタントやスタッフからスタートし、マネジャーやシニア・マネジャーを経て実力か運があれば、パートナーという協同経営者になる。ポジションとしてのパートナーに成る事を人生の目的のごとく生きている（きた）人は、パートナーという位置に上り詰めた瞬間、傲慢になり、役職はパートナーでも、経営者として最も必要な真の意味での「パートナー」を自他共に失する場合が多い。ゴルフではないがパートナーに恵まれるか否かが仕事の喜びや質、そして他人も自分も大きく変えることを忘れてしまっているプロフェッショナルは少なくない。

ドングリの頃がよかった飲み仲間

酌いでやるなにも知らないふりをして

なるようになると紫煙の独り言

手相では幸せ掴む筈なのに

棚ぼたの棚の下まで行く努力

(　コ　ン　ト　)

「グリコ・森永事件来月時効」

目尻が下がりかかっているキツネ目の男を捜せ−警察

「春闘スタート」

ストライキをやってくれないかな　　　−不況経営者

「ゲイツ氏ＣＥＯ辞任」

　皆さんは御自宅で体操なんかなさってます？

運動不足の上に、お正月という事でご馳走食べてゴロゴロして、お身体、鈍ってません？

っという事でー、これから数回、御自宅で出来る簡単な体操をご紹介したいと思いまーす。

まず今回は『弓の運動』。

最初、うつ伏せに寝て、息をゆーっくり吸い込みながら手を後ろに伸ばし、両手で両足の各クルブシを握りまーす。

いわゆる“エビぞる”かたちになり、背をそらせて出来るだけ続く限り、そのままの姿勢を保ちます。

この間、ゆーっくりと呼吸し、意識は骨盤のあたりに向けます。

．．．これだけ．．。

この治療効果は？っというとー、

腺分泌液の活動を向上させ、脊椎全体と中枢神経が強められる効力があります。

甲状腺をはじめとして、胸腺、肺門、肝臓、腎臓、副臓、膵臓に効果を示し、特に性腺を強化してその活動を活発にさせるので、糖尿病や初期の陰茎萎縮、不妊、月経不順も改善されちゃいます、ハイッ。

男性でも女性でも性的な衰えを延ばし、若さを保てるんだそうですヨォー。

また、甲状腺が刺激されると理解力の発達を助け、脳の活動を進めるので、ちょっと脳機能の低下が気になるナァって方にももってこい。

内分泌腺活動も活発になり、筋肉が緊張、収縮するのと両方行ない、脂肪がつくのも防いじゃうので肥満が気になる方にも最高。

この姿勢を保っている間、しずかーに前後に身体をゆすると鍛練の効果増大。

．．っがしかし、この体操、ヒジョーに簡単なんですが、身体が堅いうちはヒジョーに辛い．．。

僕は最初にこれを行なったとき、“エビぞって”いる間、顔が真っ赤になって呼吸が出来なかったのと、終ってから左の仙腸関節に激痛が走ってビックリしましたが、後ろに出ていた仙腸関節が入った感じがしてその後はスッキリしました。

これっ、長い間の座り仕事には打って付けだと思いますので、だまされたと思って是非やってみてください。

これやって思いましたが、いくら普段運動を心がけても、的を得た事してなければ無意味なんですねー、ただうつ伏せになって両足持って“エビぞる”だけでヒーヒー言っちゃうんだから．．

多分、皆さんの中で、手すら届かない方、いらっしゃいますよ〜！ひっひっひっ．．

一口コラム

「コント、読み違い？？」

（その２６）一　週　間

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　荷置用備、解痛痒日、歌謡日、粋妖日、黙夜雨日、禁酔日、度量日

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　一週間の読み方を“感じ転換”（漢字転換）したらこんなのが出来ました。

　日曜日（災害や2000年問題に備え）、月曜日（心の痛たみや痒みから開放され）、火曜日（大いに歌い）、水曜日（粋に妖しく酔い）、木曜日（雨の夜には沈思黙考）、金曜日（お酒を飲まず、肝臓を休め）、そして土曜日（度量の広い人間を目指す）―――　こんな１週間を過ごしたい。

―― 羅府の庄助さん ――

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Zakkaya Weekly No.192