Zakkaya Weekly No.172

Ryo Onishi       8/29/99  バックナンバー ホーム

雑貨屋のひとり言

 土曜日に2週間前に仕込んだビールができ、瓶詰めをしました。2週間前に味見したあのなんともいえない麦ジュースがおいしいビールになっていました。不思議ですねー。

夕方からロスバーデス3番ホールのすぐそばにある小川邸でビールの試飲会とラベルコンテストが行われました。どのグループが作ったビールかよくわからなかったのですが、どれもコクのある?おいしいビールでした。途中からワインの試飲会かと思わせる場面もありましたが、持ちよりの手料理とおしゃべりで楽しい時間を過ごせました。毎年のことながらみなさん個性的なラベルを作られていて感心しました。ラッキーにも私のラベルが高瀬さんによって選ばれ(これは1位と言う意味ではありません)、高瀬さんから提供されたすばらしい絵をいただきました。まったく期待していなかったのでとてもうれしかったです。いい思い出ができました。(R.O.)

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(54)

 Castro Crest / Malibu Creek State Park

  Santa Monica Mountains(サンタモニカ山地)のほゞ中央に位置し、2,700フィート(約830メートル)を越える奇岩の岩山が“Castro Crest”です。

 峰のすぐ近くまで舗装道路が整備され、駐車場もあり、奇岩・眺望共に素晴らしい所です。

ロサンゼルスの中心地からわずか車で1時間余りでたどり着ける別世界と言えるかもしれません。  

 またこの辺りは“Malibu Creek State Park”にもつながっており、“バックボーン・トレイル”を始め、いくつかのハイキング路が設けられています。そしてこれらのトレイルを辿れば隠れた滝や池、絶壁、森や草原に出会う事が出来ますが、こちらはそれ相応の準備と装備が必要でありあまり気軽には行けるところではありません。

  休日に家族や仲間とハイキング / ピクニックとして行く場合は、道路(Corral Canyon Road)の終点の駐車場を起点にし、あまり遠くへ行かなくても充分楽しい時を過ごせます。

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(1)、FWY#405(北)−#10(西)−サンタモニカ終点からそのまま海岸沿いにP.C.H.を  北上。途中,Malibu、Malibu Canyon Roadを通過し、さらに進む。

(2)、FWY#10、サンタモニカ終点から約16マイル、Corral Canyon Roadを右折、舗装された山道を登る。

(3)、Corral Canyon Roadを約5.5マイル(約20分)登ると道路の舗装は終わり、駐車場に到着する。

(4)、ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約40マイル、ドライブ約1時間10分。

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★注意:@、Corral Canyon Roadは舗装された道ですが、勾配のある曲がりくねった坂道であり、ドライブには充分ご注意下さい。

     A、終点駐車場のすぐ目の前にある“Castro Crest”は急峻な岩の峰ですので、岩場登りに自信のある人以外は、眺める程度にしておきましょう。駐車場の反対(入口)側にある岩場のトレイルなら比較的楽に歩くことが出来ますが、それでも急な岩場などがあるので、足回りその他、しっかり準備をしてお出かけ下さい。

河合 将介 ( skawai@wakao.com

さくらの独り言 「不思議なポケット」

 「ポケットの中には、ビスケットが一つ、ポケットをたたくと、ビスケットが二つ。

もひとつたたくとビスケットが3つ、そんな不思議なポケットが欲しい。」という様な歌を幼稚園の頃唄った。ポケットから飛び出したコインが、乾燥機の中でカラカラと音を立てている時ふと思い出したこの歌、貴方は知っているかしら?

その昔私も若かりし頃、命を賭けて愛した男がいた。その頃私は「不思議なポケットが欲しい」と、星に願いを、月に祈りを捧げたものだ。ビスケットではなく、私が小さくなって入れる不思議なポケット、何時でも何処でも彼の傍にそっーと静かにくっついて居られる様な、、、そんなポケットが欲しいとね(物理的に言えば変化する物・ビスケットと私・の位置がポケットの内と外と異なる場合、ポケットの威力に期待するのはおかしいのだが、まあ、そこは愛敬ということで)。いつも会って別れる時に言ったものだ、「私が小ーさくなって、貴方のポケットに入れたらいいのに、、、」っと。貴方について行きたい、いつまでも、どこまでも、っという、今は亡ーき乙女の真実だった。

先日我が家に泊まりに来てくれた日本人女子大学生が、ボーイフレンドの事を含む彼女の人生論を淡々と語ってくれた。高校卒業と同時に米国へ留学し昨年学士を終了した彼女は、現在大学院を目指し準備中だ。私より15歳下の彼女の人生論はなかなか興味深いものであったが、中でも「私はさくらさんと逆で、彼を小さくして私のポケットに入れておきたい、いつでも私の傍らにおいててあげたいと思いますよ」と話してくれたことだ。更に彼女は「自分は小さい頃から優秀だったため男にもてなかったんですよ、それはいつも悔しいことでした」と付け加えた。一時「女性の自立」と騒がれた日本で少女時代を過ごしたという賢明な彼女は、私とは全く別の世界に居る日本人青年女性であると学んだ。そしてまた自分とは全く違ったこんな青年に会うことを大変嬉しく思った。

「昔を語る様になるとおしまいよ、歳を取った証拠よ。過去には何もない。そんな無駄な事はしないこと」と、友人W子は私に言い聞かせる。でも、こうして20代の青年達の話を聴きながら、多忙な仕事の合間に、飛行機の待ち時間に、愛する事に一生懸命だった青い時を一瞬振り返る時は、今の自分の生き方の真実性について厳しく諌められる様でいいと思う。そして「女性諸君よ、金を稼いでいるから、ビジネス界にいるから、男性と対等な地位だから、そんな仕事をしているから、自立していると傲ってはいけない。むしろ私たちは、男であれ女であれ、何かに依存しなければ結局は不安な、小さな生き物に過ぎないと知っている方がいい。」と叱咤される思いになる。そしてまた、いつまでも自分の何処かに「不思議なポケット」を求めるもう一人の自分が居て欲しいと、自分に願いを、神に祈りを、献げるさくらなのである、これっておかしいかな、、、っと、さくらの独り言。

 Khr@earthlink.net

マキちゃんの健康のお話 

 「知ってるようで知らないお話」  

皆さんの日常の中で良く耳にし、口にもするけど余りそれが何なのかを知らないって事、あると思います。

その中の一つが、“これには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。”とか、“ミネラルウォーター”とか、“みねら〜るむ、ぎ、ちゃ、”等など健康関連では必ずと言って良い程登場する『ミネラル』。

今回は名前ばかりが売れて、実はそれって何?っとなってしまう不幸な『ミネラル』のお話し。

『ミネラル』とは、

・無機塩類の形で吸収される、人体に有益な元素。

・カルシウム、マンガン、鉄、コバルトなどの鉱物性栄養素。

・鉱物、天然の無機物。    なんですって。

これでは益々、どういう事?ってなっちゃいますが、ようするに「人間の身体には無くてはならない元素。」なんですねぇ。

『ミネラル』は微量元素といわれ、人間では、骨や筋肉の中に多く含まれていて、体液のバランスを保つのに大きな働きをしているのだそうです。

人間の身体を活性化するのに重要な働きをする非常に微量な『ミネラル』。

これまでの栄養学的には、タンパク質、脂肪、炭水化物などが挙げられ、微量物質としてビタミン、カルシウムなどが注目されていましたが、最近の研究で、やっと『ミネラル』の大切さがわかってきました。

最近はインスタント物や、冷凍物なんかの化学食品を多く摂っている若い人達の味覚障害が起きているそうですが、これは亜鉛の摂取不足からきているのだそうで、亜鉛も身体に大切な『ミネラル』のひとつなんだそう。

亜鉛と聞くとエーッ?ってなりますが、牡蠣やチーズ、ヒジキなんかに多くふくまれているんですって。

この『ミネラル』、どんな働きをしているのかというと、人間は沢山の細胞からできている事はお分かりでしょうが、この細胞のなかに含まれているのです。

皆さんも既にご承知の通り、一日に何億もの細胞が生まれ、何億も死んでいきます。

生まれてくる細胞よりも、死んでいく細胞の方が多ければ、“老化”していく事になる。

また、その比率が大きくなればなる程、老化が加速していく、って事になる。

っという事はー、『ミネラル』を意識し、多く摂っていれば細胞の活性化につながり、老化や、あらゆる疾患も押さえていく事ができるのです。

ビタミンや『ミネラル』が豊富っていう事は、健康にはヒジョーに大切な事なんですねー。

ところで先日、ベン中本さんからメールを頂き、大変興味深い情報をいただきました。(ありがとうございました。ご返事しなかったので、この場をお借りしてお礼申し上げます。)

なになに、っと拝見させていただいたところ、以下のような内容でした。

ずっと以前にも同じような ”おまじない”の聞き覚えは有るのですがその当時は人事の様に何一つ気に懸けておりませんでした。

もう1,2週間も前から私の家内が安眠中に良く足の指や脹脛(ふくらはぎ)が攣れてその都度の激痛に大変悩んでおりました。

皆さんの中にも経験されていらっしゃる方が多いと思いますが、それがひょっとして現在服用し続けているコレステロールの飲み薬の副作用かも知れないと人からも忠告されて早速掛かり付けの医者に相談し血液検査までして貰った結果は副作用ではなく唯の運動不足なのでもっと歩くようにとの事でした。

たまたまこの事で私の二世の従姉に話しましたら彼女も同じ悩みを体験しており騙されたと思って木綿の紐(必ず木綿で有る事)で量足首に括り付けて寝るように言われ早速その夜から実行に移りました。 それが不思議と翌朝毎晩のように攣れるていた痛みが痛いどころかまるで忘れた様に何一つ引き攣れる事無く無事に朝を迎えたのです。

紐は現在でも両足に括り付けたままの状態で一度も外しておりません。

一週間半経った現在もまるで嘘のように全く攣れないのです。この体験を同じ悩みを持つ友人にも話して早速実行して貰い結果報告を待っているところです。

蒔田さんは信じられますか?

その木綿の紐はどの様に作用して効果があるのか、何かご存知でしたら是非教えて下さい。 

他の人からの体験話も是非お伺いしたいものです。この事実が確認出来れば素晴らしい発見だと思います。

前後省略させていただきましたが、これはスゴーイ!知りませんでした。

どの方でも100パーセント効けば本当に素晴らしい発見です。 これ、是非皆さんもお試しになってみて下さい。

僕も調べてみますが、木綿の紐のお話しを皆さんの中でお知りの方は是非、情報をください。調べが付くか、皆さんからの情報を頂き次第、又載せていきたいと思っております。 ベンさん、貴重な情報を送って頂き、本当にありがとうございました。

Oリングテスト等など、まだまだ私達の身体は神秘に満ちてるんですね。そういえば、少々前に“ミサンガ”っていう手首や足首に付ける木綿の紐状の飾りがあって、自然に切れた時、願い事がかなう、っていうのが流行りましたけど、手首、足首に巻く木綿の紐は、昔から何かあるんですかねぇ?

世間では、木綿の紐ではなくて鉄でできた、間に鎖で繋がっているものを両腕につけて歩かされている人をたまにニュースで拝見しますが、あれだけは嫌ですね。 makita@ginga.net

川 柳 & コ ン ト (東京・成近)

(川柳)

間違いのもとはあの日の人目惚れ

よく喋るオウムだ妻にそっくりだ

あの頑固にも初恋があったとさ

ガシガシとストレス米を研いでいる

震度5にうちのローンが腰抜かす

(コント)

「夏の甲子園、桐生 ― 優勝」

エヘヘヘヘ、トウシュがよかった ― 小渕首相

「長距離電話料値下げ」

近くの他人より遠くの親戚 ― NTT

「天災、人災」

そのうちまた出番が ― 戦災

       東京・成近

一口コラム

一口コラム:「逆転発想もまた楽し」

(その35)良いニュースと悪いニュース

 前回、伝統的なジョークのパターンとして「スープの蝿」というのをご紹介しましたが、ジョークにはいくつかの典型的なパターンがあります。「良いニュースと悪いニュース」というのもそのひとつでしょう。ある事について前段で「良いニュース」として話し、後段でそれをひっくり返すという形式です。これも一種の「逆転発想」でしょう

 このパターンで古典的に有名なものを例示しますと、次の通りです。

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・A氏「良いニュースと悪いニュースがあるよ」

・B氏「良いニュースから聞かせてくれ」

・A氏「ヒットラーが死んだそうだ」

・B氏「で、悪いニュースというのは?」

・A氏「それが誤報だったのさ」

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・エージェント「良いニュースと悪いニュースがあるよ」

・シナリオ・ライター「良いニュースから聞かせて下さい」

・エージェント「パラマウントが君の脚本をひどく気に入ってね。食らいついてきたよ」

・シナリオ・ライター「そりゃあ素晴らしい!で、悪いニュースというのは?」

・エージェント「パラマウントというのは実は私の飼い犬の名前なんだ」

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このパターンの応用でいくらでも似たようなジョークがつくれます。「君の宝くじが当たった」、「彼女が君のこと好きだと言っている」などと前段で言い、後段で「誤報だ」といえばよいのです。

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・雑貨屋店主「良いニュースと悪いニュースがあるよ」

・羅府の庄助「良いニュースから聞かせて下さい」

・雑貨屋店主「君宛のファンレターが山ほど届いているそうだ」

・羅府の庄助「そりゃあ素晴らしい!で、悪いニュースというのは?」

・雑貨屋店主 ・・(これ以上書かせないで下さい)

――― 羅府の庄助さん ―――

一口コラム:「コント、読み違い??」

(その6)防 災 の 日

 日本では9月1日は「防災の日」です。この日は1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災(死者・行方不明者13万人余、焼失・全壊57万余戸といわれる)にちなんで、国民の防災意識を喚起する為に設けられたものです。

 先日、日本の友人がユーモアやジョークを記載したミニュチア版千社札を送ってくれました。その中のひとつに「苦月一日、忘妻の日」というのがありました。こんな「忘妻の日」も結構ですね。たまには“恐”妻を忘れ、趣旨に沿って大いにハメをはずしましょう。(但し、奥さん側から「棄夫(きふ)の日」などと言う日を作られない様に気をつけましょう)

 この友人から送ってもらった他の千社札には「猛妻注意」と言うのもありましたので、玄関ドアの表札の横に貼り付けておく必要もあるようです。

【おことわり】:この読者の皆さんの中には不幸にも奥様を亡くされ淋しく、つらい思いをされている方がいらっしゃるかもしれません。

そんな方にとっては「忘妻」、「猛妻」等の表現はまことに不謹慎なジョークとなるのでお詫びいたします。どうか「亡妻の日」をお大切に・・。

 ―― 羅府の庄助さん ――

お知らせコーナー

健康管理の相談会のお知らせ

9月20日(月)トーランスホリデイインで健康管理の相談会が開かれます。主催は蒔田さんと日本からこられる蒔田さんお母様です。腰痛、冷え性、胃下垂や内臓疾患をお持ちの方は行かれたらどうでしょうか?

午後6時30分開場、午後7時スタート  参加無料

編集後記

 先週より娘が遊びに来ていまして、3人暮らしです。来週は息子も来るのでにぎやかになります。

 先週ダウンした愛用のPCはまだ入院中で、もうちょっと時間がかかるようです。それまでこの古いPCで雑貨屋を発行します。

雑貨屋のバックナンバーは下記でご覧いただけますのでどうぞ。

http://home.earthlink.net/~ronishi/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.172

雑貨屋 店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net