Zakkaya Weekly No.126

Ryo Onishi 10/11/98 Index Homepage

雑貨屋のひとり言

◆最近、PCHとHawthorne Blvd.のコーナーにあるSTARBUCKSへよく行くようになりました。朝早くからオープンしていてひっきりなしにお客がやってきます。この店でコーヒーを飲んでいて面白いことを発見しました。それは入り口のドアです。ドアにはPUSHと書いてあるのですが、入ろうとするほとんどの人がそのドアを引いてつまずきます。そして今度はコーヒーを買った人が外へ出ようとするとき今度はそのドアを押そうとするんです。お店の人は忙しくて気がついていないのでしょうか、一度入り口のところの観察をすればこの変な現象に気がつくのになあと思っています。

◆ワイフが日本から帰ってきました。毎日電話で話をしていたのですが、やはり二人で食事しながらしゃべるのは楽しいものです。もっともしゃべっているのはほとんど私ですが。(R.O.)

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(36)

Alta Laguna Park

ラグナ・ビーチの中心街からわずか10数分で行ける山の上のこの公園は それ自体はこぢんまりとした公園ですが、緑のきれいな芝生や、そこからの雄大な眺望はなかなかのもので、家族や友人と一緒に、お弁当持参でピクニック気分を味わうには最適なところです。

小さな公園といっても、そこには6面のテニスコート、手入れの行き届いた野球場もあります。 また周囲の小路はハイキングやサイクリング用のトレイルとして利用出来るようになっており、全体としてとても良く整備された公園だと言えるでしょう。

公園からの眺めは、西はラグナ・ビーチ市街から太平洋、東はオレンジ郡一帯と遠い山並みまで見渡せます。

公園の中にある案内所風の小さな建物(トイレもあります)には ボランティアの人が常駐して、遊び道具や運動具を貸してくれます。私達夫婦が最近訪ねた時は、少々貫禄のある女性がそこにいて、とても親切に説明してくれました。

ラグナ・ビーチ市営の普通の公園であり、誰でもいつでも自由に中へ入れます。ただし、テニスコートや野球場の使用は当然予約が必要だと思われます。駐車場も完備されています。

行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)

FWY#405を南へ。

FWY#710、FWY#605、FWY#55 をそれぞれ通過し、FWY#5 に合流する少し前、Laguna Canyon Road(#133) で降りる。

Laguna Canyon Road(#133)を右(南、Laguna ビーチ方面)へ。約9マイル走り海岸道りである S. Pacific Coast Highway に突き当たるので、そこを左折(南へ)

S. Pacific Coast Highwayを0.3マイル南に下り、Legion St. を左折。

Legion St.は 0.3マイルほどで Park Ave. と合流し、以後 Park Ave. となってさらに2.2マイルほど登り坂を行くと、Alta Laguna Blvd.に突き当たり、そこを左折したところがAlta Laguna Parkの入口。

全行程 ;(Torrance方面からの場合)約50マイル、ドライブ約1時間15分。 河合将介 skawai@wakao.Com

さくらの独り言 その4 「口癖」

1982年2月13日、当時小学校5年生の担任だった新任教諭1年目の私がとったアンケート調査の一部、『お父さん、お母さんの口癖にはどんなものがありますか?』の回答は次の様なものだった。

1位「勉強」・・・「勉強したの?」「勉強しなさい!」が断然トップ。

2位「うるさい」・・・「もう、うるさいわねえ!」「ああ、うるさいうるさい」「うるさい、静かにして!」

3位「どいて、どいて」・・・「どいてよ、邪魔なんだから」「どいてっていってるでしょう、後にしてちょうだい」

4位「ばか!」・・・どうしてこんなにばかなの」「まったくばかが、、」「あんたってばかねえ〜」「誰に似てこんなにばかなの?!」・・・子育てに命懸けで奮闘していた”お母さん”達が目に浮かぶ。

ちなみにその当時の『私の口癖は?』と子供に訊ねたら、「給食抜き!!!」、「えええ???」、「私はみんなをあ、い、し、て、るうううう」(「気持ち悪ーーーい」と決まって子供たちは声をそろえてさけんだもの)だった。・・・新任一年目が無事に終りに近づいたという初春の懐かしい情景が目に浮かぶ。

「口癖」には無論、決してネガティブなものばかりでなくポズィティブなものも沢山ある。しかしこの「口癖」が2人以上の社会(家庭や会社等)を共有する”人”(伴侶や子供、同僚や部下等)の心や生活にどう影響を与えるか、、、という点を私は見逃したくない。これは言葉に命があるという証しかもしれないが、「馬鹿だ」といわれ続けた子供のアイディンティティを探ると「私は馬鹿だ」という事が事実を超えてその子の真実になっている場合があるように思う。

「口癖」はまた、生活を共有する誰かに影響を与える以上に、その人自身の生活そのものを表す場合もある気がする。旦那の今の口癖は、、、「忘れた」、「わからん、」「いつ帰ってくる?」であり、「『今の私の口癖は?』」(10月8日)と旦那に訊ねると、、、『"What is that?", "How is Hanako?"(ちなみに華子は我が家の愛嬢犬)"Could you do me a favor? 』だそうだ。結婚した当初の旦那の口癖"I love you"で、私のそれは"I know"(「男だったら言葉で言うな!」という意味)』だった我が家。今は”何とか温泉”という名の入浴剤を入れた狭い湯船に日本酒をお猪口で飲みながら長く浸った後、浴衣をガウン代わりに着ては「が」と「を」についてなんて考えるようになった怒ド田舎のアメリカ人旦那は、今や私が帰宅する頃、華子と寝室を共にして寝息をたてており、それにひきかえ何とか温泉という入浴剤の存在も知らない私は、『「何それ?」 と旦那に尋ねよう』と思いながらいそいそと就寝するのである。

ともあれ、何げなく発している私たちの言葉や口癖は、何げない私たちの生活の証しであると当時に、私の毎日がそうであるように、ある時は確実に人を傷つけたり、ある時は傷つけられたと思い込んだりしてしまう要因になっているのであろうと思う。

今自宅でこれを書きながら「ねえねえ、私の口癖って何だっけ?」と旦那に尋ねる、「『もううううう、、、』、『What is that?』、『How is Hanako?』」との旦那の回答に対して私は言う、"I don't say that, what is that?" 。ハッとした私はもう一度言ってみる、"What is that ?"

口癖が気になるようでは人生そこまで("Don't sweat the small stuff")、でも、自分の口癖の変化を知らないようでは森を見て木を観ず、、、これもまた、そこまでではないだろうか。人生って楽しい、だから口癖,,,,"What is that?". さくら

こんなジョークはいかがですか?

[ ダイヤモンド婚 ]

夫 「長いねえ、ばあさん」

妻 「本当にねえ。結婚して75年ですよ、あなた。子供が15人、孫が48人、ひ孫が31人、やしゃごが27人」

夫 「前から一度聞きたかったんじゃが・・」

妻 「なんです?」

夫 「15人の子供のうち、みのすけだけがどう見ても他の子と顔が違う。

もしかしてみのすけだけ父親が違うんじゃないかと、わしゃずっと気になっていた」

妻 「あああ・・・・・。あなた。よよよよ」

夫「泣かんでええよ、ばあさん。もう時効じゃ」

妻「わかっていたんですか・・・。ご、ごめんなさい、ごめんなさい」

夫 「お願いじゃ。本当のことを言ってくれれば、それでいい」

妻 「ごめんなさい、あなた。そうです、実はみのすけだけ父親が違うんです・・・ううう」

夫 「やっぱりそうか。泣かんでいいって。いまさら怒ったりせんから。でもひとつだけ教えてくれ、みのすけの父親はいったい誰なんじゃ」

妻「み、みのすけの父親は・・・」

夫「みのすけの父親は?」

妻「そ、それは・・・」

夫「それは?」

妻「あなたなんです!」

[ 車窓 ]

長距離夜行列車で高校卒業記念に旅に出た3人の若者は、4人がけの席に座りました。

男ばかりの気安さで盛り上がっていると、「あのう、ここ、あいてますか」

見上げれば、かわいい女の子が1人で立っています。喜んで座ってもらったのは言うまでもありません。今度は4人で楽しく盛り上がりました。

若さをもてあましている男と女。夜がふけ、周りの席が静かになってくると、話は少しずつエッチな方へと移っていきます。

「ねえ。1人100円ずつくれたら、ふとももの蚊に刺された所、見せてあげる」

女の子が笑いながらこんなことを言うと、3人は即座に100円を取り出します。女の子はスカートをめくり、ふとももをあらわにしました。

「うおー」うれしげな男子3人。

「ねえ。1人1000円ずつくれたら、胸の谷間のほくろ、見せてあげる」

今度も3人は、すぐに1000円を払います。女の子はシャツの胸元を大胆に開けてみせました。

「うおー」

「ねえ。1人10000円ずつくれたら、盲腸の手術した所、見せてあげる」

3人は、待ちきれないように10000円を払います。

30000円を手にすると女の子は立ち上がり、窓の外を見ました。

「ほら見て。あの病院よ」

「うおー」

ちょっと きわどかったかな? じゃこれは?

[ 宣告 ]

「わざわざお呼び立てして、すみませんでしたね」

「とんでもないです。先生、検査の結果がわかったんですね?」

「ええ。まあ」

「本当のことが知りたいんです! 正直に話してください」

「よろしいんですか」

「はい。覚悟はできています」

「わかりました。正直に言いましょう」

「お願いします」

「実はですね。そう長くは生きられません」

「ああああ・・・。どれぐらいですか。あとどれぐらい私は生きられますか」

「10・・・」

「じゅ、じゅう?10年ですか、10ヶ月ですか、まさか10週間なんてこと

はないですよね?」

「・・・9・・・8・・・7・・・6・・・」

どちらも もちろん私が書いたものではありません。見つけたのです。あしからず。 上田

一口コラム:「日本語って何だろう?(その12)」

『類 語 集』

日本語の表現に、意味の似た二つの言葉(例えば「推量」 と 「推測」のような)を 「類語」 または 「類義語」と言います。

私は日本語以外は英語(それも日常会話+α程度)しか知らないので、とても外国語との比較は出来ませんが、この日本語の「類語」(または「類義語」)というのが また曲者で、気を付けなければならないようです。というのも 一見 意味が似ているように見ても、別々の言葉なのだから当然本来の、または本質的な意味は別な筈なので、紛らわしいからです。

最近のニュース・身のまわりの話題等から、私なりの 「似て非と思われる類語集」 というのを作ってみました。これらすべてが「類語」(または「類義語」)に相当するかどうかわかりませんが、いずれにしても一見 同じような意味に見えます。でも、私には明確に説明は出来ませんが、それぞれの類語間には決定的とも言えるほど意味に差があるような気がしています。以下、私の「似て非と思われる類語集」の一部を公開いたします。皆さんのご意見、コメントをお待ちいたします。

@区別 と 差別 A事実 と 真実 B公正 と 平等C平和 と非武装 D文明 と文化 E、現地化 と 国際化 F社会 と 世間 G自由 と 放任H旅 と 旅行I海外派遣 と 海外派兵J科学的 と 真理 K管理貿易 と 保護主義貿易L集団的安全保障 と 集団的自衛権の行使

――― 羅府の庄助さん ―――

編集後記

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Zakkaya Weekly No.126

雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net