Zakkaya Weekly No.121

Ryo Onishi 9/6/98 Index Homepage

雑貨屋のひとり言

先週火曜日に娘が日本から来ました。一人暮らしだった私にとって、話し相手ができただけでとても幸せだと思っています。

土曜日に私が幹事のゴルフのコンペがありました。今回は3日連休の初日だったこともあって、メンバー集めに苦労しました。当日は朝方、雨が降る異常とも言える天気だったのですが、終日快適にプレーできました。いっしょにプレーした方たちとも気楽にプレーでき、とても楽しい一日でした。 その甲斐があって私自身、三位に入賞することができました。

土曜日は私の誕生日だったので、娘がアルバイトをしたお金でごちそうしてくれました。言いにくいのですが嬉しかったです。(R.O.)

あまり 知られていないL.A.の 観光スポット(35)

Museum of Flying、Santa Monica (空の博物館、その3)

サンタ・モニカ空港の一角にある空の博物館“Museum of Flying”は、敷地こそ大きくはないですが、きれいに整った明るい感じの博物館です。その内容もかなりの充実度で、家族揃って半日近くは楽しみながら学べます。いくつかのコーナーに別れており、入り口から中に入って左側の部屋では実際にヘリコプターや小型機の操縦席やシュミレーター体験もできます。

一階の航空機展示室にはプロペラ・エンジンの戦闘機では最も優れていたと言われる“P-51ムスタング”を始め各種の飛行機が揃っています。その中には 日本の名機“三菱ゼロ戦(ゼロ式戦闘機)も含まれています。3階のシアターでは“ブルー・エンジェル(アクロバット飛行)物語”などの映画が常時上映されています。また同じ3階には未来の“Hypersonic(超々音速機)”の模型も展示されています。この超々音速機はマッハ25の速さでロサンゼルス〜東京間を1時間20分で飛ぶという構想を前提の200人乗りの旅客機で、2020年からの実用を想定したものだそうです。

この他“フライト・シュミレーター”での、強烈な模擬体験(有料$2.)などあり、一度は訪れてみる価値はあると思います。

行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)

FWY#405 (北へ)− FWY#10(西、サンタ・モニカ方面)へ。最初の出口である、Bundy Dr. のうちのSouth方面で降りる。

Bundy Dr.を降りて右折、いま来たFWY#10の下をくぐり、Bundy Dr.を南へ直進。

Bundy Dr.を南へ直進して 約0.3マイル、Ocean Park Blvd.を右折、西へ。

Ocean Park Blvd.を西へ 0.1マイル、28th Streetを左折、南へ。目の前の突き当たりの建物が 目的の“Museum of Flying”です。

全行程 ;(Torrance方面からの場合)約20マイル、ドライブ約45分。 河合将介 skawai@wakao.com

一口コラム:「日本語って何だろう?(その7)」

他人を評価する時、「彼は 仕事はよく出来るのだが、酒癖が悪いからナー」 と言うのと 「彼は酒癖は悪いけど、仕事はよく出来るぜ」 と言うのでは 同じ人の事であっても 聞く方の受け取り方は 180度違ってきます。 コップに水が半分入っている状態を指して 「水はまだ半分も残っている」 と言うのと、「水はもう半分しか残っていない」 と言うのでは印象が正反対になるのと同じです。

私達は 言葉というものを このように使い分け、世渡りをしているんですね。

尤もこのような 言葉の使い分けは何も 日本語だけに限らないようです。

今、合衆国大統領は スキャンダルにまみれながらも、しぶとく頑張っています。 草の根民主主義の国、アメリカでは国民の支持率こそが大統領の拠り所であり、その支持率があまり下がらないのだから大統領としては辞任など考える必要はないのでしょう。この場合は 「彼は女にだらしない男だが、国の経済は良いし仕事ぶりに不満はないよ」 と言う判断を国民がしているからでしょう。でもそれが いつの日か「国の経済は良いし仕事ぶりに不満はないけど、彼は女にだらしない男だからナー」 となるかも知れません。

国民の支持率の根底なんて こんなもんで、いつ何時反転しないとも限らず、大統領もホント、大変ですね。――― (陰の声: オマエ、大統領に同情しているのか!!――― 私の声: トンデモナイ。そんなことないよ!!――― 陰の声: ムキになって否定しなくてもいいよ。――― 私の声: 少し、同情しているかな。)

――― 羅府の庄助さん ―――

ジョーク「英語でなんていうの?」

日本人が集まったパーティで「プッツ」とかすかに音がしたのを聞きつけた数人の女性に「ねえ、A子さん、おならって英語でなんていうの?」と聞かれた。単語をしらなかったA子さんは「ねえ、おならってなんていうんだっけ」とざわめくなかで夫に聞いた。すると「エッ!」と慌てて聞き直したA子さんの夫に「おならよ、お、な、ら」と続けさまに言ったら、ざわめきがやみ、その静けさの中でA子さんの夫は「ごめんなさい」と言った。(R.O.)

編集後記

先週は暑かったですねー、でも今週は一転して雨が降ったりして、涼しくなりましたねー。一体どうなってるんでしょう?

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Zakkaya Weekly No.121

雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net