Zakkaya Weekly No.113

Ryo Onishi 7/12/98 Index Homepage

雑貨屋の独り言

毎週、日曜日の夕方になりますと、雑貨屋の発行準備を始めます。まず、初めに皆さんから頂いた原稿をニュースレターに貼り付けて編集をしていきます。西尾さんの記事はいつもファックスなのでタイプをすることから始まります。ここまでは簡単なんですが、文頭に何を書こうかと悩むわけです。短い文章で、できるだけすっきりと、さりげなく・・という感じで考えるのですが、なかなか考え付かないことがあります。常日頃何か話題がないか探しているのですが、どうしても書けないことがあります。そんな時は、過去にあったことを思い出しながら書きます。それでも考えに詰まったら、いま書いているような言い訳の文章を書きます。(R.O.)

玉 三 郎 変 化 (へんげ)‐‐

“C”氏 ユーモア 備 忘 録(3)

―― 前号よりの続き――

(第三章)外 国 語

◆ 玉三郎氏がガーディナにある韓国レストランへ行った時の事、彼は日本語を理解するなじみの韓国人ウエイトレスに尋ねた。「ねエ 君、君の国(韓国)では『サンドウイッチ』のことをなんて言うの?」 ウエイトレス嬢、しばらく考えていたが「私達の国でも『サンドウィッチ』はやはり『サンドウィッチ』といいますが・・・」 それに対し、玉三郎氏「私が聞いた限りでは韓国では『サンドウィッチ』のことを『パンニハム・ハサムダ』と言うと聞いたのだが・・・」 ウエイトレス嬢、首を傾げながら仲間のウエイトレスを呼び寄せ、小声で「私達の国でそんな言い方したっけネ・・」などと真面目な顔して話し合いを始めてしまったそうだ。

◆自称フランス通の玉三郎氏のフランス語、ご本人が発音するとフランス人もうっとりするとか。

(問題):フランス語で次のものは何と言うか?

@10プラス10は 20である。 A お百姓さん B 蛸(たこ)C 烏賊(いか)D妊娠した女性

(回答):以下、フランス語風に発音して下さい。

@ジュ ト ジュ デ ニジュウ Aモンペ デ クワ

Bアシ ハポーンC アシ ジュポーンDシャセ ジュセイ

(第四章)いたずらもまた楽し

◆玉三郎氏、営業のため、とある地方へ業務出張した時のこと、泊まった安ホテルは隣の部屋とはベニヤ板が一枚だけらしく、夜中、隣室の客のいびきがうるさくて寝られたものじゃない。一計を案じた玉三郎氏、やおら傍らの電話機で隣の部屋に無言電話をかけた。

真夜中に電話のベルに起こされた隣室の客、受話器をとったが相手は何も言わない。「この真夜中に・・!」といらついてみても、相手が不明ではけんかにならない。隣室の客は目が冴えて眠れなくなったようだ。我らが玉三郎氏、隣のいびきがやんだのでゆっくりと眠ったそうだ。

◆ 玉三郎氏が出身母校のレスリング部監督をしていた時のはなし。

レスリング部の学生達と渋谷での祝勝会の帰り道、道玄坂上まで来たところで飲みすぎた学生の一人が事もあろうに食料品店の真ん前で胃袋の中のものを撒き散らし、小間物店を開いてしまった。急いで皆んなして後片付けを始めたが、そこは酔った勢いの学生達、大騒ぎとなってしまった。食料品店のおやじさん、頭にきたのか、警察に「今、店の前で学生達が騒いでいる!」と通報したらしい。当時は右翼・革マル・中革など過激な学生運動が頂点だった頃なので、通報を受けた渋谷警察はパトカー2台にねずみ色の幌をかけた警察トラックまで動員し、けたたましい勢いで道玄坂を上がってきた。でもその頃には汚した店の前もきれいに掃除し終わり、監督・学生ともに現場を離れ、駆けつけてきた警察隊とはすれ違い。すれ違って去って行く警察隊にたいして「やあ、ご苦労さん!」といったとか?

営業本部長ごっこ

営業本部長の声色を使い各支店・営業所長に電話する。普段は横柄な口をきいている彼らだが・・。こちらが営業本部長の声色で「君のところの今月の売上げ達成状況はどうなんだね?」「ハイッ!、今のところはまだ 70%ですが、目算はありますので・・」「君はいつも同じセリフだな。そして月末になると結局ダメでしたと言ってくるではないか!」「いいえ、今月は大丈夫です。成約直前の案件がありますので・・」「本当に大丈夫だろうな!」「ハイッ!、間違いなく!!」なんちゃって・・ 後で にせ電話だと知ったら、やつ怒るだろうナ。―― こういうのを営業本部長ごっこって言うのだそうだ。

◆ これは玉三郎氏のいたずらではなく、彼の知り合いの自動車ディーラー・セールスマンの話。彼は職場の同僚達といつも宝くじのグループ買いをしていたが、ある時グループ買いとは別に、自分だけが何十枚かの宝くじを個人買いし、引き出しに入れておいた。それを知った同僚の一人、当籤番号が発表された後、はずれ券の番号を巧みに細工して当籤番号の偽ものを作り、彼の引き出しの中の券に紛れ込ました。それとは知らぬ彼、引き出しの中の宝くじ券全部を持って近くの第一勧銀某支店へ当落をチェックして欲しと持ち込んだ。銀行の通報であっさり逮捕されてしまった彼、練馬警察署で連日の厳しい取り調べを受け、「おまえ、やっただろう。素直に白状しろ!!」なんて責め立てられたが、本人は何のことやらさっぱり思い当たることはない。一週間後、いたずらを仕掛けた同僚が警察に告白してようやく彼は釈放された。―― いたずらもここまで来ると悪質だ。これはいただけない。いたずらの犯人が我らの玉三郎氏でなくって良かったね。――― ところがこれには後日談があり、その後しばらくしてその被害者と食事をする機会のあった時、玉三郎氏は聞いた「どう、最近宝くじ買ってる?」 玉三郎氏を見つめる相手の顔が目に浮かぶ。そんな人にそんな事を聞いちゃ駄目だよ!

◆噴水に洗剤をほうり込む・・噴水の池が泡だらけになり、皆んなあわくってしまう。 ―― 次号へ続く―― 河合 将介(skawai@wakao.com)

投票制度の電子化を進めよ! 三本松 誠

7月12日(日)には参議院選挙が行なわれ9,940万人の有権者が投票に臨む事になる。前回の投票率が44.52%という記録的な低水準であった事から今回は不在者投票制度の弾力的運用であるとか投票時間の延長など投票率向上のための方策が練られているようである。今後は推定50万人と言われる海外在留邦人も投票に臨む事になる事を考慮すると現在行なわれているような旧態依然とした投開票制度では時代の要請に応えられない。投開票制度の抜本的改革を行うには次の3点が考慮されなければならない。

1、有権者登録の簡素化

  海外在留邦人の場合に在外公館にパスポート等を持参して本人が出頭して有権者登録を行うというのは一部海外在留邦人にとっては大変な負担になる。在外公館に行くには何日も掛けて交通機関を乗継いで行かなければならない有権者も多い筈である。この有権者登録を簡素化する事によりより沢山の有権者が国政に参画出来る権利を行使する事が出来るようになる。Eメールやファックスを使用して登録に必要な情報を在外公館に送信する事が出来るようになれば沢山の海外在留邦人が参政権を行使出来るようになる筈である。

2、投票の電子化

  実際の投票に際しても投票所まで出掛けて行って候補者の名前を手で書き込むという古典的手法はこのサイバースペース時代にそぐわない。近所のコンビニや自宅から投票を行うようには出来ないものなのだろうか。投票者が選挙人登録をしている本人である事の確認には暗号技術の進歩が役立つ筈である。Eメールなどでの投票が出来るようになれば今迄投票所に行く事の出来なかったお年寄りや身体障害者の方々も参政権を行使出来るようになる。また、接戦の末敗れた候補者からの開票のやり直し請求なども減るものと思われる。

3、開票事務の迅速化

  現行の人海戦術による開票、集計業務は非能率的であり国民の要望に応える事が出来ない。国民は迅速な情報の開示を求めており旧態依然とした人海戦術では国民の知る権利に適時に対応しているとは言い難い。Eメールや電子投票制度を活用すれば投票締切りと同時に候補者別の得票や投票率などが瞬時に判明する。各種統計データなども迅速に入手出来る事になり大幅な人件費の節減がはかる事が出来る。

勿論、このような一大改革を実行に移すためには乗り越えなければならない技術的なハードルが多々ある事は言うまでもない。また、法律や規則の整備が必要である事もよく理解出来る。しかしながら我々国民は自己の参政権の行使に関して簡便さというものを要求出来る権利があり行政はそれに応える義務があるのではないだろうか。             

こんなユーモア・ジョーク 知ってる?

「どうなってんの? でも気持ちはわかるよネ。」 シリーズ(その 9)

(日本へ行ってきました。みやげ話です。)

(1)日本で甥っ子の結婚式にでたら、来賓の一人に長々と挨拶され(こっちは、この挨拶さえ終わったら目の前のご馳走にありつけるのにと思いながら待つのだが、一向に終わらない------

ようやく終わりになったと思ったら 「以上、はなはだ簡単ではありますが・・・・・・・」 だってサ

−−どうなってんの? でも気持ちはわかるよネ。

(2) 日本滞在中に母方の叔母の家を久し振りに訪ねて喜ばれた。叔母にアメリカについて話をしていた時、アメリカでは時差の影響で翌日付けの日本の新聞を読んでいると話したら、叔母いわく、「 翌日の新聞を読んでいるのなら、何か重要な記事があったら、その日の内にすぐ連絡してちょうだいね」 と頼まれてしまった。

−−どうなってんの? でも気持ちはわかるよネ。

(3) 日本で友人から聞いた話だが、日本の企業も最近は金曜日をカジュアル・ウエアー・デーにしているところが多くなったそうだ。ところが、それらの企業のいくつかでは、カジュアル・ウエアーのデザイン、布地、色、サイズ などが厳密に決められ、それ以外のものを着ることは禁止なのだそうだ。

−−どうなってんの? でも気持ちはわかるよネ。

ーーー羅府の庄助さんーーー

ゴルフ場でのことです。カートでドライビングレンジに向かっていた時、歩いていた人の帽子が風で飛ばされてカートのほうにコロコロ転がって来ました。まずいことにその帽子を前のタイヤで踏んづけてしまいました。慌ててブレーキをかけたのですがまたまた運悪く、今度はうしろのタイヤでその帽子を踏んづけてしまい、ペッタンコになってしまいました。私はそれを見て思わず笑いそうになったのですが、その人そのペッタンコになった帽子を拾い、私たちに向かってずいぶんきつい口調で「今買ったばかりなのにどうしてくれるんですか」と我々に文句を言うんで笑えなくなってしまいました。そんなこと言われたって私たちのせいじゃないですよねー。なんであんな言い方するのかなあーと思いました。 ―――どうなってんの?でも気持ちはわかるよネ。( R.O.)

元気の出るサイトを紹介します。

遊びながら自分を見つける http://www.fai.co.jp/

将来をどうしようかとお悩みの方、このサイトはなかなかいいです。お勧めします。

陽気に暮らす一言集 http://www.jah.ne.jp/~mune/Welcome3.htm

(R.O.)

編集後記

先週、西尾さんにお会いしました。お元気そうでした。もう少しすれば、また記事を書いてくれるそうですので、楽しみにしていてください。

雑貨屋のバックナンバーは下記のURLでご覧になってください。http://home.earthlink.net/~ronishi/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.113

雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net