「あまり 知られていないL.A. 観光スポット(71)」

 Mission San Gabriel Archangel

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 18世紀後半から19世紀初頭にかけてカリフォルニアには21ヶ所のスパニッシュ・ミッション(キリスト教伝道所)が作られました。

 この頃、スペインは200年以上にわたり北米西海岸一帯の領有権を確保しており、海に近く肥沃な土地は入植者を住まわせたり、スペイン船を寄港させたりするのに最良の場所とみられていました。

la71_01.jpg (45030 バイト) しかし、当時この土地をロシア人も入植地として興味を示しており、スペインとしてはこのロシア人の入植を阻止する必要から早急な対策が必要になり、時のスペイン王のチャールズ3世によってこれらのミッションを建設する事が決められたと伝えられています。la71_02.jpg (39767 バイト)

 スペイン王は、カリフォルニアに農業を興し、町と港をつくり、自国の強力な植民地として育てたいと願い、海岸沿いに農園をいくつか点在させようと考えたのでした。

 そしてそれらの場所を海岸になるべく近く、更に隣の土地まで馬で一日の行程の距離とする事にしたのです。そうすれば物資の交易と情報の伝達、及び船までの運搬に便利だからです。

 ところが当時はまだスペイン人は入植していなかったので、パドレ(カソリック聖職者)を派遣し、原住民にキリスト教を布教する“ミッション”という形式によってこの計画が実行に移される事になったのでした。

 Mission San Gabriel Archangel はその21のカリフォルニア・ミッションの4番目に作られたもので、1771年に設立されたものla71_03.jpg (61028 バイト)です。但しその後ミッションは場所を3度変え、現在の所に移ったのだそうです。

 きれいに整備された敷地内部には当時を偲ばせる遺物や建造物があり、建物の一角にあるミュージアムには種々の資料や生活用品が展示されています。

 また手入れされたパティオ(中庭)には大きなキリストの像もあり、荘厳さと、古さと、明るさを兼ね備えた場所です。当時のキチン小屋や他所のミッションすべてに供給できる程の生産量を誇る大きな石鹸・ろうそく製造設備跡など興味の深いものも見られます。

●開館日 : 毎日、但し Thanksgiving Day, Christmas Day, Easterは休み。

●時 間 : 9:00AM〜 5:00PM

●入場料 : 成人:$4.00、シニア(60才以上):$3.00、子供(6 〜 12才):$1.00。

●問い合わせ:Tel.(626) 457- 3048

行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)

  1. FWY#91(東)― FWY# 710(北)― FWY# 10(東)へ。
  2. FWY#10を New Ave.出口で降りる。
  3. New Ave.を北へ(山に向かう)。
  4. New Ave.を0.8マイル進むと、道は New Ave.とRamona St.に別れるので、右のRamona St.に入る。
  5. Ramona St.を1マイル進むと鉄道の踏切りがあり、踏切を渡ったところがMission Roadでその向こうに目的のMissionの建物が見える。
  6. ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約28マイル、ドライブ約50分。

                         河合将介( skawai@earthlink.net )