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サンディエゴ航空宇宙博物館(San Diego Aerospace Museum)

前回ご紹介したサンディエゴのバルボア・パーク内にあるミュージアムの一つです。

 この博物館は、ライト兄弟の飛行機(実物大模型)から宇宙船まで65機以上の航空機コレクションと関連展示品を持つ最大級の航空宇宙博物館です。
 
もともとサンディエゴ地域はアメリカ太平洋艦隊の基地であり、ハイテク関連や軍需産業が盛んなところです。また海軍の航空部隊が生まれた地でもあり、航空機産業の長い歴史もあるところです。

そのような地ということから、以前から航空宇宙博物館があったそうですが、1978年に焼失してしまい、その後地元の強い要望で再建されました。

正面入口前にはスパイ機として有名なブラックバード(SR-71)とコンベア・シーダート(Convair YF2Y-1 Seadart)戦闘機が私達を迎えてくれます。

入口を入ってすぐ、「スピリット・オブ・セントルイス(Spirit of St. Louis)号」のレプリカが展示されています。この飛行機は“翼よあれがパリの灯だ”で有名な、リンドバーグが1927年5月、初の大西洋無着陸横断飛行を成し遂げた飛行機です。レプリカ(複製品)ではありますが実際に飛行可能です。

ミュージアムは円形の建物で、中央中庭には戦闘機や戦闘ヘリコプターが展示してあり、その中庭を囲むように展示室があり、そこにはライト兄弟から第一次・二次世界大戦や朝鮮戦争で使われた飛行機、ロケットや宇宙船、航空史の偉人・英雄の紹介などの展示品が(複製品も含め)所狭しとならんでいます。

日本の飛行機としてはゼロ戦(三菱62型零式艦上戦闘機 A6M7)の実物があります。

この博物館の地下は、壊れた航空機の修理工場になっているとのことです。

この博物館はサンディエゴ国際空港に近く、また進入滑走路の延長線上にあるため、実物の航空機がいつも頭上すぐのところを通過するのを体験することも出来ます。

広大なバルボアパーク内の動物園、他の博物館、美術館、植物園、花畑を訪れた際には、この航空宇宙博物館も必見のスポットと言えるでしょう。

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●住   所 :2001 Pan American Plaza, Balboa Park, San Diego, CA 92101
●オープン日:毎日(但しThanksgiving, Christmas, and New Years Daysは休み)
●時   間 :10:00AM − 4:30 PM(夏季は5:30まで)
●入 場 料 : $8(成人),$6(65才以上)、$3(6−17才)、無料(6才未満)         但し、毎月第4火曜日は無料、またパーク内共通パス(13ヶ所         共通で$30、13ヶ所+動物園で$55)をビジター・センターで入         手可能。
●電   話 :(619) 234- 8291 
●Web Site :http://www.aerospacemuseum.org

行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)

(1)FWY#405(南)→ Orange County, Irvineで FWY#405 は FWY# 5と合流、FWY# 5 となる。
(2)FWY# 5 になってからさらに南下、San Diego市へ入り、San Diego空港を通過してすぐFWY# 163(北)へ入る。
(3)FWY# 163(北)へ入ってすぐのBalboa Park / Quince Dr.出口でFWYを降りる。
(4)FWYを降りたらBalboa Dr.を左折(南へ)し、すぐの El Pradoを再び左折(東へ)すると正面に Balboa Park 入り口ゲートが見える。 
(5)ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約130マイル、ドライブ約2時間。
河合将介( skawai@earthlink.net